いよいよ、3/3は北海道公立高校入試です!
と言いたいところでしたが、天候悪化のため4日へ延期になってしまいました。
しかし、やることは変わりません。むしろ1日伸びたことで心を落ち着かせることができたのではないでしょうか。今までの復習をしっかりと行って本番に備えましょう。
さて、毎年受験業界に身を置いていると(というか私が現役生だった頃も)、受験への不安に駆られて勉強に手がつかなくなる人がいます。本人にとっては受験に関係のあることだと思っていても、客観的にみると合格するために全く関係のないことが多いです。定期テストの時も同じことが言えます。
たとえば、有名ところでいうと「部屋の掃除」です。テスト前になるとなぜか掃除をしたくなりますよね。正直に「勉強をしたくないから掃除する」と考えて行動しているのであれば、まだよいのですが、「しっかりと勉強するために掃除をして環境を整えるぞ」と考えている人は注意が必要かもしれません。
前者であれば「勉強をしない」という選択を自分でしているのだから、テストの点数が低くても自分に責任が返ってくるだけなのですが、後者は「勉強をする」という選択を取ったつもりで勉強をしていないわけですから、テスト後に「なんで勉強のために行動したのに成績が上がらないのだろう」と思ってしまいます。
受験においても似たようなことがあります。例えば、出願が終わった後に「倍率どうなるんだろう」と考えてみたり、「今年の問題は難しくなるかなぁ」などと考えてみたり、自分ではどうすることもできないことに対して、あれこれ考えてしまう人がいます。
しかし、倍率は今更変わるわけではないし、今年の問題がどうなるかなんて誰もわかりません。受験生にできることは「残りの限られた時間で点数を上げるために勉強する」ということのみです。今まで解いた問題の復習、教科書を見直す、類題を解くなど、当たり前の受験勉強をすることが最善の方法です。
自分が変えられないことは隅に置いて、自分が変えられることを行うのが大切です。入試当日も、終わった科目についてあれこれ考えるのではなく、次の科目の準備をするのです。
1日延期された今年の入試、この1日を「自分が変えられること」に使って合格を勝ち取りましょう!
福住教室:白土
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