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2021年11月8日月曜日

自分に尋ねてみよう。

今を生きることで 熱いこころ燃える

だから君は行くんだ 微笑んで  

そうだ! 恐れないでみんなのために

愛と勇気だけが友達さ      アンパンマンのマーチ



朝晩めっきり涼しくなり、少し日が照っているとなんか嬉しいですよね。

先日、ある生徒が「5分あまったから勉強しました!」と言ってノートを持ってきました。見直しをしたのだそうです。

「えらいね~~。で何を覚えたの?」「・・・あれ?わかんない・・・」

きちんと覚えてはいなかったのですね。なので提案をしました。

「じゃあ、5分したらもう一度尋ねるから、何を覚えたか教えてね。」「うん。」

そして5分後、「何覚えたの?」と聞くと、次から次と答える答える。
いつものことながら驚きです。

「何覚えたか教えてね。」と言われた後は、

「何を覚えようかな?何を覚えたって先生に教えようかな?」と自分に問いかけながら見直したに違いありません。

自分に対する質問を工夫すると、勉強の効率が上がります。

「今、何を勉強すると、明後日のテストがうまくいくかな?」と自分で自分にゆったり尋ねてからスタートすると、思っていたよりはうまくいきそうです。

「試験の準備が遅くなって、いつも困るのはどうしてだろう?」と、どんよりした気分で自問自答しながら勉強しても、あまり芳しい結果は出なさそうです。

出したい結果に向けて、何をしたらいいかを問いかけるといいようです。



                パシフィック・セミナー 代表 北山義晃

2021年10月25日月曜日

復習って実は簡単にできるんです

 

いよいよ2学期末テストの季節がやってきました。残りの時間が少ない、と嘆く人もいますが、復習は意外と簡単にできるものです。例えば、空いた時間でイメージトレーニングをするだけでも復習になります。

イメージトレーニングは効果的なトレーニングの1つです。以前、塾の帰りに「今日の授業の内容をイメージ」しながら帰っている生徒がいました。彼は、あいさつ・授業内容・雑談・帰りのあいさつまで頭の中で再現することで、帰宅までの時間を勉強時間にしたのです。そのおかげで、授業内容はバッチリと理解していました。

このようにペンを持ってガシガシと解いたりするだけが復習ではありません。教科書を読みなおすのも復習ですし、イメージするのだって復習です。スキマ時間を見つけたら、「今日はこんな勉強したなー」と思い出すだけであれば、数十秒あればできます。また、暗記カードに数学の問題を書いておいて、解き方をイメージしたら、カードの裏に書いてある解答を確認するという方法なら、ペンがなくても演習ができます。

復習する量が多く感じたり、勉強するまで腰が重い人は、まず頭の中で復習をしてみてはいかがでしょうか。頭が勉強モードに切り替わり、実際にペンをとって勉強したくなることも増えていきます。

福住教室:白土

2021年10月18日月曜日

ワークの解答解説の正しい使い方

 


勉強をしている生徒を見ていて、よく思うことがあります。

それは「正しい解説の見方をできていないな」ということです。

例えば、分からない問題があったとして、解答解説を見たとします。その時「なるほど!」とか「こう解くのか!」と納得してとしても、その後に自分で解いていないことがあるのです。

できなかった問題は、必ず自力で解けるようにならなければいけません。全く同じ問題以外にも類題も解けるようにして初めて、その問題ができるようになったというものです。

野球のルールブックだけを暗記して、実際の野球ができないのと同じように、解答を見て納得しただけでは、テストで解けるようにはなりません。


もっとレベルの高い解説の見方も紹介します。

それは「自分はこう考えたけど、間違ってしまった。どこが失敗だったのだろう」と考えてから解説を読むということです。

そうすることで、自分の欠点も把握できますし、ピンポイントで気を付けるべきところが分かるので、自分で解きなおすときに正答率が上がります。

解答を見る時に、少し工夫をするだけで効率が上がるので、定期テスト前の皆さんは、ぜひ意識してみてください。


福住教室:白土



2021年8月31日火曜日

はじめの一歩

If I can’t , I must.  If I must, I can.
 もし、自分にはできないと思うなら、やらなくてはならない。
 もし、やらなくてはならないなら、できる。
 
はじめの一歩が大事なんだとつくづく思います。
ちょっと時間があるときに、15分使って少しだけ課題を進めておく。
5分でワークを1ページだけでもやっておく。
3分あったら、音読をしてみる。
1分なら・・・


はじめの一歩は簡単なことでいい。
はじめの一歩をやっておくと、その続きはとても進めやすい。
 
はじめの一歩として、今回のおススメはシンプルに音読です。
 
音読は英語だけでなく、国語や社会でもかなり有効です。
時間は短くてもOK。時間よりも回数を重ねることがポイントです。
 

効果的な音読の3段階

1.まず読む。とにかく読む。
 【英語なら10回程度が目安。でもまあ、スラスラ読めればそれでOK。  
  社会や理科はこの段階は、回数が少なくてもよい。】
この段階では、意味は分かっていなくてもよいです。どうしても気になる単語や用語は調べたりすればいいですが、読むことに集中しましょう。

2.訳せる。内容を理解する。
12回。この段階のポイントは、じっくりていねいに。理解したら終了】
  じっくり意味を考えながら読む。
分からないところは、訳を見たり、調べたり、教わったりしながら、
ていねいに一文一文読んでいきます。
 
3.意味を考えながら読む。イメージしながら読む。
【くりかえし、くりかえし】
  意味と内容をしっかり理解した状態で読んでいきます。
  はじめはゆっくりでOK。
意味を取りながらだと、はじめはゆっくりになることが多いです。
そして、回数を重ねるにつれて、意味を理解しながら読めるスピードを上げ
ていきます。
人に説明したり、会話をしているつもりで、状況をイメージしながら、
できるだけ高速で読めるようになることがコツです。
 
音読は、いっぺんにたくさんやろうとしないで、1回あたり1~5分程度の音読でも、一日に何回かやるといいですよ。そして、何よりも継続すること。
他の科目の間に挿入するのも効果的です。
起きたら音読2分。数学30分勉強したら音読1分。
休憩から戻ったら、漢字の練習の前に音読3分、英語の勉強中に音読10分・・・
 


というわけで、はじめの一歩は簡単なことでいいのです。
はじめの一歩をやっておくと、その続きを進めやすくなります。
ぜひ、お試しあれ。 
 
               パシフィック・セミナー 代表 北山義晃

2021年7月26日月曜日

できるようになるための第一歩(8)【 勉強タイムを決める 】

4)毎日同じ時間に、決めたことをやる

勉強する時間帯を決めると、

勉強の効率がグッと上がる。

 

いつでもいい。

勉強タイムを決めてしまうことだ。




例えば、以下の時間帯なんかどうだろう。

□ 朝

□ 帰宅してすぐ

□ 晩御飯の前

□ 寝る前

 

勉強タイムを決めてしまうと、大体の子はやり始める。

やらないのは、決めないからだ。

 

どんなに忙しくても、

決めると本当にやるものだ。

 

朝、必ず歯を磨く。

外を歩く時は、靴を履く。

出かける前に、玄関を開ける。

カラオケに行ったら、「北国の春」を歌う。

 

決めたことを必ずやるのが人間の習性だ。

 

どんなに忙しくても、

歯も磨くし、髪も梳かすし、靴も履く。

 

どんなに忙しくても、

計算練習や音読や復習をすればいいだけだ。

 

 

それでもなんでも、勉強する時間を決めると、

決めなかった時と比べて、圧倒的に勉強の効率が上がる。

 

毎日同じ時間に、決めたことをやろう。

 

ちなみに、

勉強の効率のみを考えるならば最良の時間帯は、

圧倒的に朝です。

 

             パシフィック・セミナー 代表 北山義晃

 

 

(まとめ)

 

勉強する時間帯を決めると、勉強の効率が上がるので、

勉強タイムを決めてしまおう。

 

勉強タイムを決めてしまうと、大体の子はやり始める。

やらないのは、決めないからだ。

決めたことを必ずやるのが人間の習性だ。

 

毎日同じ時間に、決めたことをやろう。

 

勉強の効率のみを考えるなら最良の時間帯は、圧倒的に朝。

2021年7月18日日曜日

できるようになるための第一歩(7)【 勉強部屋にする 】

3)遊び道具を持込まない

White elephant  無用の長物(英語の慣用句)

「冷蔵庫にゾウを入れるにはどうしたらよいでしょう?」というクイズが昔はやった。

答えは、
「1.冷蔵庫を開ける。 2.ゾウを入れる。 3.とびらを閉める」。
言われてみれば、当たり前だ。

ところが、簡単なあたり前のことこそ、みんな余計なことを考えてしまう。

実は、冷蔵庫クイズには、2番があって、
「冷蔵庫にキリンを入れるにはどうしたらよいでしょう?」というものだ。

(答えは後述)



ということで、勉強クイズを作ってみた。
「どうすれば勉強できるようになるでしょう?」

答えは、
「1.塾に来る。 2.勉強する。 3.帰ったら復習する」

 

では、勉強クイズの2番。
「どうすれば家庭学習ができるでしょう?」
答えは、

「1.勉強部屋に入る。 2.携帯やゲームを部屋の外に出す。 
3.勉強する。 4.寝る前に復習する」

 言われてみれば、当たり前だ。

ところが、簡単な当たり前のことこそ、みんな余計なことを考えてしまう。

 さて、先に紹介した冷蔵庫クイズの2番の答えは、

「1.冷蔵庫を開ける。 2.ゾウを出す。 

3.キリンを入れる。 4.とびらを閉める」だ。

冷蔵庫クイズも勉強クイズも2番のミソは

じゃまなものを出すところだ。                  

             パシフィック・セミナー 代表 北山義晃

(まとめ)

遊び道具を持ち込んだ途端、その部屋は娯楽室になる可能性が高い。

遊び道具は、勉強部屋以外で使うようにする。

2021年6月28日月曜日

音読をして復習回数を増やそう

 


一学期の定期テストも終わり、いよいよ夏休み・夏期講習が近づいてきました。夏休みを充実させるためには、それまでの準備が大切です。この1か月は最高の1か月にしていきましょう。今日は音読と繰り返しについてお話します。

今となっては当然ですが、音読学習はとても学習効果の高い学習法の一つです。

例えば、学習発表会などの劇では、何度も何度もリハーサルなどでセリフを音読しているため、本番で緊張しても自然と出てきます。未だに子供の頃の劇のセリフを覚えていたりしませんか。ちなみに私は中1の時に習った「黄河、長江、メコン、ガンジス、インダス、ナイル、ライン、ミシシッピ、アマゾン」という世界の主な河川の名前の羅列と、高校の時に習った「カ、オ、シ、デ、セキ、ニ、サン、ジュ、ハク、サン、ヨン」という地質年代の頭文字の羅列を今でも言えます。自宅の電話番号や、好きな歌の歌詞などをスラスラ言えるのも同じです。


逆に音読回数が少なければ、忘れやすくなります。つまり、夏休みは学校の進度が止まっており、復習に最適な期間であると同時に、音読回数が減ってしまうと忘れるのに最適な期間に変わります!

記憶しておきたいこととの接触回数(音読回数)を増やして、2学期からスタートダッシュができるように準備していきましょう。


福住教室:白土


2021年6月27日日曜日

できるようになるための第一歩(4) 【 家で、自分で、勉強する 】

 

「家では勉強しないんです…」

 

塾だと勉強するんだけど・・・

家ではなかなか・・・

 

そんな声を耳にすることも多い。

 

塾や学校は勉強する場になっているので、

比較的勉強をしやすい。

 

だから、塾では勉強するけれども

家では勉強しない(できない)という人も多いわけだ。

 




家庭学習を、塾や学校で推奨しているのには意味がある。

 

単純に、勉強の機会を増やした方が成果が出やすいというのもあるが、

それだけではない。

 

家庭学習は、子どもを大きく成長させる。

 

塾で宿題を出しているのは、

家庭学習をやってもらいたいからだ。

 

言い換えるなら、

家で一人で取り組む時間を取ってもらいたいからだ。

 

先生がいなくても、

周りに友達がいなくても、

お膳立てが少しぐらい整っていなくても、

自分一人でも勉強できる。

 

小さな一歩かもしれないが、

自律への一歩だ。

 

塾や学校で、

音読をみんなで一緒にやってみる。

計算の競争を友達とやってみる。

問題を先生に教わりながら解いてみる。

 

そして、家で、一人でもやってみる。

 

その繰り返しで、

だんだん自分一人で考えたり、

自分一人でできたりすることが多くなっていく。

 

周りで環境を整えてもらってやっていたことを、

環境を整えることも含めて、自分でできるようになる。

 

自分で誘惑に打ち勝ち、

自分で勉強道具を用意し、

自分で何をやるか考えて、

自分で取り組む。

 

そのために、

「家で、自分で、勉強してみる」人になってもらいたい。

 

塾や学校でインプットしたことを

家でアウトプットしてみる。

 

さて、そのためにはどうしたものか?

 

塾や学校で勉強できるならば、

家をそういう場(=勉強する場)にしてしまえばよい。

 

家の、特に自分の勉強している場所(勉強スペース)を

「勉強する場」にしてしまう。

 

「勉強する場」を作るための条件を

次回から、紹介していこうと思う。


パシフィック・セミナー 代表 北山義晃

    

 

 

 

 

 

2021年6月24日木曜日

漢・単・計・音

 「家庭学習をやるように担任の先生から言われているんですけれども、何をやれば良いのでしょうか。市販のワークブックなどを買ったほうが良いのでしょうか。どれを選べば良いのかが難しくて…」

「お母さん、大丈夫です。難しくありませんよ。簡単、たん、たん、漢・単・計・音、です!」

「かんたんけいおん? 簡単軽音?」

「いえいえ、漢・単・計・音です!」


 

【小学生のみなさん】

漢字…学校の教科書で今習っている単元で、新しく出てきた漢字を練習します。1日5分

単語…学校の教科書で今習っている単元で、新しく出てきた英単語を練習します。1日5分

計算…学校の教科書に計算練習のページがあるので、そこの問題を解きます。1日5分

音読…学校の英語・国語の教科書を、声を出して読みます。1日5分

1日20分をこの『漢・単・計・音』にあててみましょう。ポイントは、毎日やることです。毎日というのは、土曜日も日曜日も、雨の日も風の日も、毎日20分必ずやるということです。

【中学生のみなさん】

漢字…学校の教科書で今習っている単元で、新しく出てきた漢字を練習します。1日10分

単語…学校の教科書で今習っている単元で、新しく出てきた英単語を練習します。1日10分

計算…学校の教科書に計算練習のページがあるので、そこの問題を解きます。1日10分

音読…学校の英語・国語の教科書を、声を出して読みます。1日10分

1日40分をこの『漢・単・計・音』にあててみましょう。ポイントは、毎日やることです。毎日というのは、大みそかも元旦も、大雨の日も台風の日も、毎日40分必ずやるということです。

 家庭学習を始めてみたい、学校の宿題や塾の宿題ではない勉強も始めてみたい、そんなふうに考えているみなさんは、ぜひこの『漢・単・計・音』から始めてみましょう。この1日20分、あるいは1日40分を続けることによって、ゆっくりとですが着実に成績を伸ばしている子どもたちが増えてきています。

 澄川教室・鈴木

 

2021年6月20日日曜日

できるようになるための第一歩(3) 【 自分で決める 】

どんなことであれ、

子どもの代りにやってあげることはできない。

 

試験勉強も、宿題も課題も、

本人が、やるかやらないかを決断し、

そしてやるなら、実行し、継続するしかない。

 

決断し、実行し、継続するのは本人だ。


 

例えば、

成績が上がった後、

子どもは、3通りに分かれる。

 

A)この成績を一時的なもので終わらせてしまう

B)この成績を継続的に取れるようになる

C)さらに上を狙っていく

 

分かれる、と書いたが、

どのパターンにするかを選んでいるのは、子ども本人だ。

 

「どのパターンにしたいかを決めるのが子ども本人」ということではなく、

子ども本人が結果を選択しているという意味だ。

 

無意識に選んでいるか、意識して選んでいるかという違いはあるにせよ、

必ず、本人が選んで決めている。

親や講師は選ぶことができない。

 

ただ、親や講師は、

子どもに、選択肢を意識させることならできる。

 

ほっとくと

先のことなんか考えちゃいない子どもが結構多い。

 

しかし、ちょっと選択肢を示してあげるだけで

先のことを真剣に考え始める子どもも結構多い。

 

だから、選択肢を示してあげることは、なかなか有効だ。

 

選択肢を選ぼうとすると、

自分の未来について考えてみることになるわけだから、

意外と真剣に選び始める。

 

少なくても、切り分けたケーキを選ぶ時よりは

真剣に選ぶものだ。

 

そして、自分で選んだ分、

他人から言われた時よりは、成長するものだし、

「ちょっとは頑張ってみるかな。」なんて思ったりもするものだ。

 

選択肢を提示したり、

どんな選択肢があるか考えさせたりすると、

子どもが、自分で考えて、自分で決めるようになっていく。

 

選ぶことができるのは、選ぶ練習をしている人だけだ。

自分で決めることができる人に成長してもらうためにも、

適切なタイミングで、選択肢を意識させてあげたい。

 

そして、子どもが選択したら、見守ってあげたいものだ。


(まとめ)

 

何であれ、

子どもの代りにやってあげることはできない。

本人が、決断し、実行し、継続するしかない。

 

いろいろある選択肢を、子どもに示してやることはできる。

適切なタイミングで選択肢を示してやることは、

(あるいは選択肢を探してみるように勧めることは)

子供の成長につながる。

 

選ぶことができるようになるのは、

選ぶ練習をしている人だけだ。

なので、子どもに選択をさせる必要がある。

 

子どもが、選択肢を選んだ後、見守る。

 

 

           パシフィック・セミナー 代表 北山義晃

 

        

 

 

2021年6月15日火曜日

苦手を克服した体験をお話しします

今日は私が受験生の時に体験した話を皆さんにシェアしたいと思います。


私は高校生の時、古文が苦手でテストでもいつも赤点スレスレでした。受験生になっても苦手なのは変わらず、「単語を覚える」こと以外は勉強していませんでした。それが、ある時を境に苦手意識がなくなったのです。

それは模試を受けたときのことです。いつもは「単語は覚えたはずなのに何が書かれているか分からない…全然解けない…」となっていましたが、「単語は覚えたはずなんだからできるはず」と考え方を切り替えることができました。実際に、自分が覚えている知識だけをフル活用して解ける問題を探してみると、6割方の問題は「単語」が分かっていれば解ける問題であると気づいたのです。

模試から帰った後は、過去問などを確認して、毎年「単語知識だけで解ける問題」が出題されていないかどうか確認してみました。すると、ほとんどの年度で6~7割の問題が「単語知識」の問題であることが分かりました。そこからは過去問で同じ傾向の問題を解く練習を続けて、本番でも狙った問題だけは得点することができました。


この経験からみなさんにお伝えしたいことは、

・できないことに注目するのではなく、できることを探す

・自分ができるようになった所は何度も練習して確固たるものにする

の2点です。

テストの結果を見るとどうしてもできなかった所に注目しがちですが、しっかりとできるところにも注目してください。できるところから派生して学習していけば、苦手克服のキッカケを掴めるかもしれません。また、「できるところだから練習しなくていい」ではなく「できるところの精度を上げよう」と復習に励んで下さい。絶対に力になります。


福住教室:白土

2021年5月31日月曜日

囲碁AIから学ぶ学習法

 

私はたまに囲碁をします。囲碁の世界も囲碁ソフトとの闘いの歴史があるので、今日は少し学習を絡めて紹介したいと思います。

最近はAIが人間よりも強くなってしまいましたが、2014年くらいまでは「囲碁ソフトが人間に勝つにはあと20年かかる」などと言われていました。しかし、数年で一気に人間を追い抜いていきました。そこには私たちの学習におけるヒントがあるようにも思います。

囲碁の盤面のパターン数は「10の360乗以上」存在します。全ての勝利パターンを覚えさせることは不可能です。また、勝利条件も微妙なものが多く、何が強い手なのか覚えさせることもできません。ですので、昔の囲碁ソフトは「ある程度強い形」を覚えさせて、無数の手の中から勝ちやすい手を選択させていました。しかし、囲碁ソフトは「よくあるパターン」しか覚えておらず、初めて打つ手には対応できなかったのです。それでも2015年には、プロの対局をたくさん覚えさせて、なんとかプロに初勝利することができました。

そして、2017年にはトッププロに勝利することができました。2年で急成長を遂げたわけです。2年間で変わったとこは「学習方法」です。

今までは「強いパターンを人間が覚えさせてAIが選択する」というものでしたが、2017年に登場したAIは「人間がルールだけ覚えさせて、AI同士で試合をし続ける」というものでした。つまり、AIは戦いの中で、強い手やパターンを覚えていき、人間を超えたということです。もちろん機械同士の試合なので、490万試合を行なって学習をしました。

ここから私たちの学習に応用できることがあるのではないでしょうか。学校などで授業を受けるだけではなく、たくさんの問題をこなして、結果を受けて修正し続けることで、私たちもより良い学習ができるのではないでしょうか。パシフィック・セミナーでは「学校のワークを何周もやろう!」と声掛けをしています。まさに、結果を受けて修正して、学習をしてもらう声掛けです。

テストが近いみなさん、490万回の勉強はできないかもしれませんが、「わかる」だけでなく「できる」回数を増やしてみましょう。

福住教室:白土

高校受験時の進路選択【公立高編⑦】

    先週の記事 の続きです。主に新中3生向けの記事です。 2 ヶ月に渡って連載してきたこのシリーズも、公立高編については今回が最終回です。今週は『多様なタイプ』の高校について紹介したいと思います。 【全日制普通科単位制・全日制専門学科単位制】   全日制普通科単位制 ...