2021年3月26日金曜日

渋滞でも必ず目的地に着く方法

 


I walk slowly,
 but I never walk backward.  Abraham Lincoln

私の歩みは遅いが、歩んだ道を引き返すことはない。エイブラハム・リンカーン


渋滞。

それもすこぶる付きのひどい渋滞に巻き込まれた経験は誰にでもあるものです。

 

では、未だに、その渋滞に巻き込まれたままの人はいるでしょうか?

いませんよね。

 

なぜでしょう?

 

勉強でも部活でも、目標を持ち、

そこに向かって少しずつでも毎日前進を続けていると

信じられないくらいの成果を上げられるものです。

 

一日テキストを毎日5ページずつ勉強するとどうなるでしょう?

 

想像してみてください。

3年間で約5000ページの勉強量になります。

 

では、5000枚の紙をイメージしてみましょう。

A4のダンボール一箱が2500枚ですから、

何と段ボール箱二箱分の勉強量になるのです。

 

こつこつ積み上げるってすごいですよね。

できることを、少しでいいから積み上げ続ける。

勉強(に限らず何でも)ができるようになる最大のコツです。

                       (こういう風にやるとうまくいくの図)


さて、渋滞に巻き込まれたままの人がいない理由。

わかりましたか?

 

答えは、「目的地を目指して少しずつでも進み続けたから」でした。

 

「あたりまえ」ですよね。

パシフィック・セミナーでは、

今月も、あたり前に頑張っていきます。

 

           パシフィック・セミナー  代表 北山義晃

2021年3月25日木曜日

卒業式

 


先日、小学校の卒業式がありました。

去年の卒業式では、保護者の方が入れないなど、

いろいろと制約も多かった卒業式でしたが、

今年は、ほとんどの学校で、多少の制限はあるものの、

保護者参加可能で、卒業式ができて、

みんなで固まって写真撮影などもでき、

ホッとしています。

卒業された皆さん、おめでとうございます!


また、昨日は、

各小学校で、修了式だったところも多いのではないでしょうか。

おそらく、各ご家庭で、この1年を振り返っているかと思います。

通知表をもらい、良かったところを確認しているでしょうか。

ついつい、悪かったところを見ていないでしょうか。

通知表は、わかりやすくほめることができるので、ぜひ活用してください。


また、ご家庭内の生活面でも、

子どもは、この一年で、いろいろなことができるようになっているはずです。

親が子どもをほめて認めてあげるのももちろん大事ですが、

子ども自身が、自分の頑張りを自覚することが、とても大切なことです。


勉強面、学校での生活面、家庭での生活面、運動能力、芸術面、友人関係等々、

いろいろな角度から見てあげると、

親も気づかないうちに、むしろ、親だから気付かないうちに、

いろいろな面でずいぶん成長しているものです。   


そのような中で、意外と見落としがちで、

承認すると子どもがとても喜ぶし、目に見えて行動が変わるのが、

「やってはいけないことをやらなくなった」ことを褒めることです。

「今までこのタイミングでは必ず何か問題があったのに、それがなくなった」

というのは成長です。


これは、意識しないと家庭ではなかなかできないものです。

ですが、やってみると、とても楽しくなります。

子どもも、親も、うちの家族って、なんか居心地がいいな、と思えます。


このように1年を振り返っているうちに、

新学年ではこんなことを頑張りたいという意欲も出てくるものです。


子どもの成長を認めた上での次の課題なら、

子ども自身も納得して、自分から積極的に取り組んだりできます。 

例えば、こんな感じです。

「そういえば、最近、忘れ物しなくなったみたいだけど、学校うまくいってる感じ?」

ぜひやってみてください。


2021年3月24日水曜日

【速報】2022年度北海道公立高校入試の変更点

 

北海道教育委員会(道教委)は3月22日に、『令和4年度道立高校入試の変更点について』と題するリーフレットを発行しました。

これまでの道立高校入試との変更点として、

① 『裁量問題』『標準問題』の一本化

② 得点を各教科100点満点の500点満点とする。

③ 試験時間を各教科50分とする。

ここまでは既に発表されていました。このブログにおいても紹介しています。


 今回新たに追加で発表された点について見ていきたいと思います。

④ 『英語』の聞き取りテスト(リスニング試験)の配点と方式が変わる。 

 今年度までの試験では、『英語』の聞き取りテストの配点は、60点満点中15点で全体の25%を占めていました。来年度からは100点満点中30~35点となり、聞き取りテストの割合は全体の3分の1に引き上げられることになります。

 また、今年度までの試験では、聞き取りテストの問1、問2、問3すべてで問題を2回読み上げていましたが、来年度からは一部で1回のみの読み上げとなります。

 文部科学省は英語について「読む」「聞く」「書く」などの技能を重視する方針を示しており、北海道でも、この3技能をバランス良く出題に反映すると同時に、難易度を引き上げる、ということのようです。

⑤ 解答用紙が大きくなる。

 現在B4版の解答用紙が、A3版になります。単に解答用紙が大きくなるというだけではなく、記述式の解答の占める割合が更に増加することが予想されます。

また、各高校の裁量で実施できる『実技等』の項目が「実技・面接・作文」から「実技・面接」に変更されており、代わりに国語の試験でこれまでよりも文字数の多い「作文」が出題される可能性があります。

⑥ 定時制課程で自己推薦入試の導入

各高校の裁量で、定員の30%程度まで自己推薦入試が実施できるようになります。

以上、詳細は道教委ホームページで見たりダウンロードすることができます。高等学校入学者選抜情報のページ内、「令和4年度以降入学者選抜について」をご覧ください。

澄川教室・鈴木

2021年3月23日火曜日

今年度の入試が終了!


 先週、大学入試後期試験が終わり今年度の入試結果がすべて出そろいました。合格していった生徒さんたちはみなとてもよく頑張ってくれました。今回は、その中から2名についてどんな風に頑張ったかをお伝えします!


フェリス子学院英文学部合格 Yさん

彼女は共通テストでは力を発揮できず、自己採点後はとても落ち込んでいました。当然、私立の一般試験に切り替えることになるので、入試までの時間はもう少ししかありません。彼女が偉かったのは1日で気持ちを切り替えたことです。共通テストの翌日には出願の作戦を立て、本命のフェリス女学院までの学習内容を決定。私立一般入試までの1か月は毎日塾で演習を行っていました。直前の1週間では過去問でも合格ラインを安定して超えることができるようになりました。そして無事、合格!共通テストの失敗からの見事な逆転合格でした。


北海道教育大学合格 Sさん

毎日塾に来て勉強を頑張ってた生徒さんでした。塾に来て、他の習い事に行ってから、また塾に戻ってきて…、と本当にガッツがあり、今年の受験生で一番教室にいた生徒です。後輩たちにも慕われ、たくさんの他の塾生からも応援されていました。そして、迎えた前期試験では不合格。前期試験の面接の失敗を生かし、教育関係の本を読み、面接試験の答え方や口頭試問も詰め直しました。そして、白石校最後の合格発表になりましたが、逆転合格!実質倍率で5倍以上の狭き門である後期試験での合格でした。


受験は常にうまくいくとは限りません。合格した生徒さんでも失敗を乗り越えていたりします。失敗を糧に逆転合格する生徒さえいます。

今年の受験は無事終了しましたが、次年度の受験準備がこの春から始まります。生徒さんの志望校合格を支えられるよう、また頑張りたいと思います。


白石教室 石川





2021年3月22日月曜日

やる気と報酬

 今日はとある実験を紹介します。“被験者たちは2つのグループに分けられ、画像にあるものが与えられます。(ろうそく、画鋲、マッチ)


そして「テーブルにロウが垂れないようにろうそくを壁に取り付けてください」と指示が出されます(皆さんも考えてみてください)。

被験者たちは個人個人で作業を始めるのですが、1つのグループには「上位25%と1位には賞金がでます」と伝えておきます。もう1つのグループには何も伝えません。さて、どちらのグループの方が素早く課題を解決したでしょうか。

答えは賞金の存在を伝えなかった方なのです。

この実験から「報酬があるからと言って作業効率が上がるとは限らない」ということがわかります。これがもし単純作業であれば、報酬を伝えた方が効率が上がるのですが、考えて答えを導き出す作業に関しては、報酬よりも「やる気」や「楽しさ」などが効率を高めてくれるのです。

そして「やる気」はやって初めて出てくるものです。「やる気がないからやらない」「やる気が出たらやろう」は全く意味がないので、5分でも、1文字でも始めて見ることが大切です。あまり勉強に対するハードルを上げずに、勉強をスタートさせることがコツです。

「○○点とれたらお小遣いアップ」や「100点とったらゲーム買ってあげる」というモチベーションの上げ方よりも、「100点とれるまで努力したことをしっかりと承認してあげる」こと方が継続的なモチベーションに繋がります。

問題も答えは次週発表します!

福住教室:白土


2021年3月19日金曜日

いいか悪いかではない。人生は、エキサイティングか退屈かだ。

 




あなたの人生は幸せでしたか?

 

ある老人ホームが調査をしたところ、幸せだったと答えた人も不幸せだった人も同じようにいました。

幸せだった人に理由を尋ねると、本当にさまざまな理由が返ってきました。

 

「家族に恵まれたから」

「仕事で成果を残せたから」

「友人が・・・」

「学生時代に・・・」

「孫と・・・」

「旅行で・・・」

 

ところが不幸せだった人に理由を尋ねると、

結局のところ理由は1つしかなかったそうです。

 

その理由とは、

「もっとチャレンジ(挑戦)しておけばよかった、、、」

 

チャレンジすると、上手くいくときばかりではなく、

うまくいかないこともたくさん起こります。

 

勉強でもそうです。

 

始めてはみたものの、意外とはかどらない。

模試の結果が思ったよりも良くない。

復習やろうと思ってたんだけど、だらだらしてるうちにもうこんな時間か。

しかし、よく考えてみると、

うまくいかないと感じるのはチャレンジしている証拠です。


目標に向けて、がんばっているからこそ

「うまくいかない・・・」「もっとこうしたいのに・・・」と言う

ギャップ(=現状と理想の間の隔たり)が目の前に現れてくるのです。

現れてくるというより、元々あったギャップに目に行くようになるのでしょう。

 

それは、成長したいという気持ちがあるからです。

 

そのギャップを乗り越えるためには、

気持ちを切り替えて、

小さなチャレンジから始めるようにするといいようです。

 

ギャップが大きければ大きいほど、

小さなチャレンジからはじめるほうが成果が上がるものです。

 

「小さなチャレンジをくり返しているうちに、いつの間にか合格しました。」とは、

毎年のように聞かれる、体験談です。

 

子どもたちには、小さなチャレンジをたくさんしてもらいたい。

そして、幸せな人生を送ってもらいたい。


                                          パシフィック・セミナー 代表 北山義晃

           

 

 

 



 

2021年3月18日木曜日

親が子どもの変化に気づく時


 

「子どもは、日々、成長していますよ」

「はい、わかっています。

(だから、何が言いたいんですか、先生?)」

「お子さんが、勉強に向き合う姿勢が、変わってきているのは分かりますか?」

「え、そうなんですか?」

このような会話が、実際に行われたかどうかは別として

  

子どもの成長を一番望んでいるのが親なのに、

子どもの成長に一番最後に気づくのは、実は親なのです。

 

大人の行動パターンの変化や、意識の変化は、年齢が上がれば上がるほど、

変化が少ないし、変化のスパンが大きくなります。

 

子どもは、心の成長と体の成長と脳の成長の3方面から伸びていくので、

親が気が付いたときには、親が思っているのとは別人のように、

一人の大人としてふるまっていたりします。

 

時々保護者様と話をしていて、こんなふうに思うことがあります。

「あれ、このお母さん、子どもはもう中3なのに、

 まるで、小学校低学年の子どもを見守るような気持ちで

 自分の子どものことを見ているのではないかな?」

 

親とは、そういうものなのです。


ですから、パシフィック・セミナーの先生方は、

保護者様とお話をするときに、保護者様がまだ気づいていない、

子どもさんの良い点とか変化した点、成長点などをお伝えすることを心がけています。

 

そのために、先生方は、

誰よりも先に、ひとり一人の子どもの成長に気づけるように、

日々、教室に来てくれる子どもたちと接することを心がけています。

 

先生が気が付いて、親が気が付いてくれると、

子どものやる気につながるからです。

 

 白石教室:北山あさえ

2021年3月17日水曜日

難化する中学英語 学習指導要領改訂①

今回の「学習指導要領」改訂で、特に大きく変化する科目が『英語』です。
国際基準(セファール=CEFR*)を参考に、 小・中・高等学校を通じて5つの領域、すなわち
 
① 聞くこと(リスニング=listening
② 読むこと(リーディング=reading
③ 話すこと[やり取り](スピーキング=speaking
④ 話すこと[発表](プレゼンテーション=presentation
⑤ 書くこと(ライティング=writing
 
の各領域別の目標が設定されました。前回改訂時から強められていた、「文法・読解重視から脱却」し「使える英語を目指す」方向性が一層はっきりとしてきました。
 


 小学3・4年生では、週1時間の授業で、外国語に慣れ親しませ、学習への動機付けを高めることを目標として、「聞くこと」「話すこと(やり取り・発表)」を中心とする『活動型』の授業が行われます。
小学5・6年生では、週2時間の授業で、3・4年生や中学校の指導との系統性を確保しつつ、段階的に「読むこと」「書くこと」を加えていき『教科型』の授業が行われます。
小学校4年間で600~ 700語程度の単語を学習します。
 
 中学生では、週4時間の授業で、互いの考えや気持ちなどを外国語で伝え合う対話的な活動や、具体的な課題を設定し、学習した語彙・表現などを実際に活用する言語活動を充実させる、となっています。中学校3年間で、これまで1200語程度の単語を学習していましたが、今年度から1600~1800語程度と1.5倍化されます。また高校では既に前回改訂より、「授業は英語で行うことを基本とする」となっておりましたが、今回改訂より中学校においても、授業は英語で行うことが原則となります。
 
 高校生では、これまでの『コミュニケーション英語』『英語表現』『英語会話』に代わって、5領域を総合的に扱う科目としての『英語コミュニケーション』と、発信力を高める科目として『論理・表現』の2科目が設定されます。髙校3年間で、これまで1800語程度の単語を学習していましたが、来年度から1800~ 2500語程度へ増加され、最終的に高校卒業時までに4000~ 5000語程度の習得が求められます。
 
 昨日のこのブログにもありましたが、これまで高校で学習していた『仮定法』『使役動詞・知覚動詞』『現在完了進行形』といった文法事項が、中学校へおりてくることになります。また、小学校で習った単語については、読める・書けるという前提で中学校の授業が進んでいく可能性があります。このような中学校でのボリュームアップが、生徒さんにとっては、なかなか厳しいことになりそうです。
 
 『考える力』を伸ばす学習塾パシフィック・セミナーでは、ただいま『スタートダッシュ作戦』キャンペーンを実施中です。たくさんの学習応援特典をご用意して、新入生、春期講習生のみなさんをお待ちしております。ホームページよりお気軽にお問い合わせください。
小学英語と中学英語の間にある壁を乗り越えるために、この春休みに一緒に頑張ってみませんか。
 
 澄川教室・鈴木
 
 CEFR:欧州評議会が示す、外国語の『ヨーロッパ言語共通参照枠』のこと。様々な言語を学習、教授する際のレベルの、共通のものさしの役割がある。
 

2021年3月16日火曜日

新学期に向けた講師ミーティング

先日公立高校の合格発表が終わり、あとは国立大学の後期入試の結果を待つだけとなりました。コロナ禍で大変だった今年度ももうすぐ終わりです。


とはいえ、もうすぐに新年度が始まります。そこで先日、新学期に向けた講師ミーティングを開催しました!パシフィック・セミナーの講師陣約20名が集まり、指導の技量をあげるべく真剣に研修を行いました。そこで私は「激変する学校教育」と題し、今年の共通テストや来年度の中学生教科書改訂などについて話をしました。


来年の教科書改訂では、従来の履修順の変更や高校学習内容の移行があります。特に英語においては、新中1では小学校で英語を習ってきたことを前提にした学習順に変更されています。また、「現在完了進行形」「原形不定詞」「仮定法」という、高校生でさえ質問が大量に発生する高校履修分野が中学教科書に下りてくることになります。ただでさえ教科書が難しくなって大変なのに、来年からはこの指導要綱を前提にした高校入試が行われることを想像するとなかなか恐ろしいです。数学では「箱ひげ図」が中学履修内容に組み込まれます。この分野は先生によっては今まで一度も習ったことが無い分野なので(少なくとも私の学生時代には教科書に載っていなかった!)自分で学習しなければいけなくなります。


現場も生徒も混乱するであるだろう来年度に向けて講師ミーティングを行い、今一度、生徒さんの置かれている状況を確認・共有し、全力でサポートすることを確認しました。この激変する教育環境に対応するために、我々自身がしっかりと最新の情報を常に学んでいきたいと思っています。


白石教室 石川

 

2021年3月15日月曜日

北海道公立高校入試 合格発表

 


今日は北海道公立高校入試の合格発表の日でした。

見事合格をつかみ取った方、本当におめでとうございます。思うような結果が得られなかった方も、ここまでの努力が無駄になることはありません。これからもしっかりと学習を続けてもらえればと思います。

さて、進路が決まって浮かれているのもつかの間、4月からは高校生としての生活が始まります。このブログでも紹介していますが、大学入試の制度が大きく変わり、推薦入試で大学を決める人の割合も増えていっています。今までであれば、高校1年生は少し勉強を休憩して青春を楽しむ、という風潮も少しありましたが、ここから先の世代は高1から大学受験が始まっていると思って、高校生活を過ごす必要があります。

そんな新高校1年生に、この時期やってほしい勉強があります。それは中学レベルの基礎内容の復習と、高校1年生レベルの計算・単語の練習です。例年、多くの高校生は数学が難しくなってくると、塾を探し始め、高校1年生の後半から高校2年生の半ばくらいに入塾してきます。

しかし、数学に苦手意識を持ってから入塾すると挽回するのがとても大変です。なぜなら、数学が苦手な多くの人は高校1年生の基礎計算、さらには中学レベルの計算で、躓いていることが多いからです。ですので、高校入試が終わって時間のあるうちにしっかりと中学の復習と、高校の予習をしておくことが大切です。

英語に関しても、高校3年生になって英単語を覚えていなければ、大学受験対策以前に、暗記に時間を割かなければならず、思うように勉強が進みません。ですので、高校1年生のうちからコツコツと英単語を覚えたり、たくさんの英文に触れて語彙力をつけておく必要があります。

多くの人にとって高校よりも、高校卒業後の進路のほうが人生に及ぼす影響が大きいはずです。3年後の進路のことを考えて、勉強を進めていってほしいと思います。新生活も頑張りましょう!

福住教室:白土

2021年3月12日金曜日








進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。 福沢諭吉

才能とは「続けること」だ。          羽生善治


高校2年の夏期講習前だった。

「部活が忙しいので、塾をどうしようか考えているんです。」

 

悩み顔で言いに来たS君。

疲れ切り、塾で居眠りすることもあった。

 

「1年間部活に注力して、3年の夏から本気を出すのはどうでしょう?」

と聞いてきた。

 

とても耳障りの良い言葉ではあるが、

もちろんただの逃げだ。

 

彼に二つ質問をした。

 

1.   「今、部活と勉強を両立する辛さ」と

1年後、受験勉強と真剣に向き合う辛さ」だったら同じようなものだ。

今、乗り越えられない辛さを、

どうして高三になったら突然乗り越えられるようになるのか?


その根拠は?



2.   「部活によって少し勉強のペースが落ちたとしても、
塾での勉強を続けていてからラストスパートした場合」と


「塾での勉強を止めてしまって、
勉強の貯金がなくなって、
ブランクも空いて、
その状態でラストスパートをする場合」の、


       どちらを君は選びたい? もしくは、選ぶべき?

 

 

彼は結局、勉強と部活を両立する道を選んだ。

 

そして見事にやってのけた。

その正当な代償として第一志望合格を手に入れた。

人間的な成長も著しかった。

 

只今絶賛東京生活堪能中だ。

 

 

 

高校1年の五月だった。

 

「一度塾を離れて、自分でできるかどうか試してみようと思うんです。」

 

頭脳明晰なので、

N君の主張は、耳障りが良いだけでなく、

多くの場合至極もっともに聞こえる。

 

生活のリズムは変わり、

高校の宿題は鬼のように多く、

塾の復習も、まじめにやるとまあ大変だ。

 

結構なペースを保たせていたので、

そりゃ大変なのだろうけれども、

 

志望校の北大(北海道勢は40%しか合格しない。60%は首都圏の進学校出身)

に合格しようと思ったら、

どうしてもこなしてもらわなくてはならない勉強量というものがある。

 

N君には、ただその事実のみを伝えた。

 

3週間後、彼は「どうしても北大に行きたいです。」と言いに来た。

そして、逆に授業のコマ数を増やした。

見事彼は3年間の受験勉強をやり遂げ、

北大に合格した。

 

只今絶賛北大生活満喫中だ。

 

 

何かを本気で始めようとすると、

意外と大変だということに気づくものだ。

 

そこで、立ち向かう人と、

「あのブドウはきっと酸っぱいよ」と言う人の2通りに分かれる。

 

酸っぱいのはブドウではなく、あきらめた後に残る後悔かもしれないのに。

 

これから登る山の頂は、はるか彼方に見えるものだ。

しかし、途中の道のりが大変であればあるほど、

到達したときの景色は素晴しい。

 

一人でも多くの生徒に、この感動を味わってもらいたい。

 

                    パシフィック・セミナー 代表 北山義晃





 





2021年3月11日木曜日

感情を表す言葉を、家庭でどれくらい使っていますか。

 

悲しい、寂しい、困った、うれしい、楽しみ、わくわくする、、、

このような、感情を表す言葉を、ご家庭でどれくらい使っていますか?



先日、体験授業にお越しになったご家庭のご相談です。

比較的勉強が好きなお子さんでしたが、

お家でお母さんにこぼすお話しでは、

「国語の、この人の気持ちって聞かれたって、わからない!」

ということです。

感情の読み取りができないという悩みは、よくあります。物語は、いろいろな解釈ができますから、自由に感じ取っていいじゃないか、という気持ちです。

小学生のうちに、いろいろな感情を想像することは、
芽生え始めた感性を膨らませるために必要な時間です。
ですから、小学校の国語では、登場人物の感情を、
さまざまな角度から考えてみまる体験を、行うのです。
その流れで、クラス全員が違う気持ちを感じ取ってもいい、
ということになります。

ところが、です。
テストになると、突然自由ではなくなるのです。
登場人物の気持ちを、決められた解答に合ったように答えるという答え方に変わります。


これに、子どもたちは戸惑うのです。

 

自由に想像していい場面と、相手の求めている答えを答える場面とを、
無意識でこなしている子どももたくさんいます。

でも、できない子は、なかなかに居心地の悪い思いをします。

「できるように努力しなさい」と言っても、
何を努力していいかわからないかわいそうな状態になります。

「ここに、感情を表す言葉があるでしょう!」と言っても、
どの言葉が感情を表す言葉なのか、区別できず、とまどいます。

「書いてあることを探して書けばいいんだよ」と教えても、
どこからどこまでを書きぬけばいいのかもよくわからなくて
余計なことをたくさん書いて、面倒な作業となります。

 

ですから、もし、うちの子が、感情の読み取りができていないな、と気づいたら、
子どもにいろいろなことを言って聞かせる前に、
おうちでの会話で、意識してほしいことがあります。

「それは悲しかったね」
「わー、うれしい!」
「ドキドキするね」
「怖いからやだね」
・・・


どうでしょうか。
このような気持ちを表す言葉を、お家で意外と使っていないのではないでしょうか。

親子の間で、気持ちを表す言葉を使っていないとうことは、
ありがちです。

 ぜひ、意識して使ってみてください。

 

白石教室:北山あさえ


2021年3月10日水曜日

学力点:学習点の比は? 変化する高校入試③

2022(令和4年)3月の令和4年度入学者選抜より、北海道の公立高校の入試の仕組みが変わります。この入試改革で、実際にどのような変化が起こるのでしょうか。先週に引き続き、残りの2点についてお話してみたいと思います。

・60点満点×5科目で300点満点から100点満点×5科目で500点満点へ

・試験時間が各教科45分間から50分間へ5分延長

  配点が増えて、解答時間が伸びるということは、記述式問題の増加が予想されます。国語の解答の指定文字数の増加、数学の文章題や関数、図形の問題、理科・社会での記述式問題、英作文といった、現在既に用いられている出題形式において、より一層の強化が図られる可能性があります。

 もともと『学校裁量問題』が導入された経緯として、当時の『標準問題』が成績上位層にとって得点しやすく、高得点を取る生徒が続出し差がつきにくい、言い換えれば合否を決定しにくい、という課題がありました。今回の入試改革によって、かつてのこのような課題は生まれにくくなりそうです。 

 また、試験の満点の変化が内申点の扱いに影響するのかどうかも気になるところです。現在は学力点(当日点)300点満点、学習点(内申点)315点満点を、1:1の比で判定に用いるのが基本です(定員の7割程度)。学力点が500点満点になった際に、この比に変化があるのかないのか、正式な発表が待たれます。北海道教育委員会は2019(令和元年)7月に『道立高等学校入学者選抜における改善の基本方針』を発表後、何ら追加の発表を行なっておりません。具体的な出題方針と、判定時の学力点と学習点の比については何らかの発表を行なっていただきたいと考えます。

『考える力』を伸ばす学習塾パシフィック・セミナーでは、ただいま『スタートダッシュ作戦』キャンペーンを実施中です。たくさんの学習応援特典をご用意して、新入生春期講習生のみなさんをお待ちしております。ホームページよりお気軽にお問い合わせください。

澄川教室・鈴木

2021年3月9日火曜日

新高1スタート講座開始!



 先週高校入試が終わり、中3生は一区切りつきました。そして、昨日から「新高1スタート講座」と題して、高校入学後の学習準備を始める授業が始まりました。学校では球技大会や卒業式準備などで勉強から離れていることもあり、久々に筆記用具を握る生徒さんもいたようです。

生徒からは「入試が終わったのにまだ勉強するの!?!?」と非難の嵐でしたが、その目的をきちんと伝えていこうと思っています。

それは高校入試がゴールではないということです。

将来大学への進学を考えていても、多くの生徒が高校入試を終えると勉強しなくなってしまいます。受験期みたいに勉強しろ!とまでは思わないのですが、平時くらいの勉強でさえしなくなってしまうケースが多々見られます。「受験頑張ったから休みたい!」「高校時代は青春したい!!」という気持ちは理解できます。しかし、勉強の量・質ともに多くなる高校の勉強に対しては中学時代より学習量を増やさなければ対応できるはずがありません。最悪のケースでは、勉強がついていけないことにより欠席がふえ、留年・退学になってしまうこともあります。ハッピーな高校生活の前提には、学習面で問題ないことが必要不可欠なのです。

白石教室 石川



2021年3月8日月曜日

これ勉強しても将来使わないですよね?

 


「これ勉強しても将来使わないですよね?」

よく勉強をしたくなくなった人が言う言葉です。

確かに直接使わないこともありますが、実感としては「意外と使う」というのが正しく思えます。例えば、計算や関数はお金のことを考える時によく使います。理科についての知識があれば、怪しい商品に騙されることもありません。地理の勉強をしていれば、その土地土地での名産品が分かって観光が楽しくなります。

ちょっと不真面目なところでいえば、映画やドラマ、アニメをみるときも役立ちます。映画やドラマなどを作る人は、文学作品や古い作品が好きで、制作に携わっている人が多いので、作品の隅々に文学作品のパロディを散りばめていたりします。国語で古い作品をしっかり味わっていれば、最新作も楽しめることができるのです。

鬼滅の刃も大正時代の勉強をしていればより楽しいですし、エヴァンゲリオンもキリスト教を知っていればより楽しめます。少し学校の勉強とはずれるかもしれませんが、「うっせぇわ」だって「ギザギザハートの子守唄」を知っているとそうでないとでは、味わい方が変わってきます。

このように勉強することは、実生活に使えるかどうかに加え、エンターテインメントをより楽しむためにだって役立つと思います。好きなエンタメを楽しむために勉強をして、それが受験にも出るんだったらやらない手はないですね。

福住教室:白土

2021年3月5日金曜日

遅刻をなくす、あたり前の方法  

 


 

「今日はどうしたんだい?」

遅刻した生徒に理由を尋ねると返答は様々だ。

返答は様々だが、尋ね続けるうちに遅刻は減っていく。

このように、少しでも意識させ続けると、減っていくものだ。普通は。

 

ところが彼のは減らなかった。確信犯だ。

 

1コマ分残されるより、時間通り来る方が余程楽だろうに。

不思議だった。

 

遅刻はするけれども、

1コマちゃんと残ってやり残した宿題や復習をやって帰るのは、

彼の律儀さのなせる業か。

 

「あの子、わざと遅刻してるんですよ。」

謎は、保護者面談で解けた。

 

「時間通り行っても、

どうせ居残るから時間通りに行かなくても一緒だって

開き直っているんです。」

 

どうやら、

「時間通りに塾に行っても、宿題をやってなくてどうせ居残りになるわけだから、

どうせなら少し寛(くつろ)いでから塾に行った方がいいや」と言うことらしい。

 

「なるほど、なかなかやるなあ」と思わず感心してしまった。

 

結局、彼は面談の後きちんと来ることになったのだが、

その時に彼が心掛けたことは2つ。

 

1.   どうせ行くなら、時間通りに行こう。

2.  どうせやるなら、言われる前にやろう。

 

考えてみれば、彼は順番を変えただけだ。

1時間目に遅刻して塾に行き、2時間目と3時間目に勉強していた」のを

1時間目と2時間目に勉強して、家に帰ってから宿題と復習をする」に。

 

「宿題をやらずに塾に行き、注意されてから居残りで宿題をやる」のを

「宿題をやってから塾に行き、ほめられてから授業に入る」に。

 

兎にも角にも、彼は時間通りに来るようになった。

授業中の態度も今のところまずまずだ。

 

あたり前をあたり前に実行するだけで、

同じ時間勉強をするにしても、同じ時間仕事をするにしても、

成果が全く違う。


そこに彼は、なんとなく気づいてくれたようだ。

人生の奥義の一つだと思う。


 密かに彼も、新しい順番に満足をしているようだ。

遅刻を指摘し続けてよかった。(正直、地味に面倒くさい。)

 

子どもは、自分では、

なかなか「あたり前をあたり前に」やることの重要性に気づくことができない。

 

だから、周りの大人がそれを伝えていかなくてはならない。

 

例えば、あたり前に注意するということを、あたり前に続けて。

例えば、あたり前にやるということに関して、あたり前にお手本となり続けて。

 

子どもは、自分にとっての新しい食材を嫌いになることが多い。

その食材を15回程度出し続けると、

ようやくその食材に対する好き嫌いが直っていく傾向がある、という話を聞いたことがある。

 

子どもにあたり前が大事だということを伝えていくために

今日も、あたり前を積み重ねる指導をしていこうと思う。

 

                     

                     パシフィック・セミナー 代表 北山義晃

 

 

 


2021年3月4日木曜日

お母さんが、子どもにだまされてあげるとき

  お母さんが、子どもにだまされてあげるた方がいいときがあります。


「先生、うちの子、宿題を隠してたんです!」


と唐突に電話をかけてきたお母様がいらっしゃいました。




落ち着いていただき、お話を伺うと、

「小学校3年生の息子が、勉強を要領よくこなしている子なので、

他の兄弟の面倒を見ることが多く、最近、この子の勉強を見ていなかったんです」

とのことでした。

 

塾の宿題も、たまに言い訳はあるにしても、比較的よく頑張っているところです。

でも、お母様の目には、

「隅から隅まで完璧にやらなければならないのに!」

「できなかったものを隠して、飛ばしてやっていた」

というように映ってしまったのですね。

 

こういう状況の時は、

その子が何年生なのか、いつもの勉強の様子はどうなのか、

その宿題の目的は、何なのか?ということを整理しないと、

対処を間違えて、

親子げんかに油を注いでしまうことになります。

 

一般的に学校の宿題は、その問題を“できる”ようにすることではなくて、

“毎日やる”ことが目的になっています。

ですから、簡単かもしれないけど、量は少ないことも多いこともあるけど、

とにかく、毎日完璧にやることです。

 

塾の宿題は、“できるようにする”とか“覚える”ことが目的になることが多いですから、

毎日コツコツは優先順位の一番ではありません。

(場合によっては、順位を上げることもあります)

 

そうすると、できるようにすべきところは、息子さんはちゃんとやったわけです。

そして、塾での授業の時に、できなかったところを自分からもってきて、

「ここは、よくわからなかった。教えてください」

と、私に言ってきているので、正しい行動をとっています。

  

その状況で、お母さんが怒ってしまうと、

子どもとしては、不服が残り、

今後のお母さんの勉強へのかかわり方に反発するようになる恐れが出てきます。

年令についても、

小学校3年生は、大人が考えているより、きちんとした考え方ができます。

その一方で、行動パターンは子どもの行動パターンを引きずっていることがよくあります。

 

ですから、常に、

「この子が何をどうしたくてこの行動になったのか」

注意を払う必要があるのです。

 

 実は、パシフィック・セミナーの先生方同士で、

このような勉強会なども行い、

このようなお母さんの気持ち、子どもの心理、

この親子の対処方法などを、お互いに意見交換しあいながら、

家庭での学習が、うまく進むようなアドバイスを

先生方からご家庭へできるように常日頃から考えています。

 

今回のこの親子の場合は、お母さん側が、言いたい気持ちをぐっとこらえて

息子さんに“だまされてあげる”ことが必要なんですね。

ですから、こどもにかける言葉は、

「勉強の内容は、どんな感じ?(難しい?簡単?)」

というようにしていくと、いいですね。


 

白石教室・北山あさえ

 

2021年3月3日水曜日

『裁量問題』が無くなると? 変化する高校入試②

  入試の延期という事態をもたらした大雪もようやく去り、快晴の中、公立高校の入試日を迎えることができました。

 


先週の続きです。2022(令和4年)3月の令和4年度入学者選抜より、北海道の公立高校の入試の仕組みが変わります。この入試改革で、実際にどのような変化が起こるのでしょうか。予想される点についてお話してみたいと思います。

前回のポイント

①『学校裁量問題』『標準問題』の区分が無くなり一本化

②60点満点×5科目で300点満点から100点満点×5科目で500点満点へ

③試験時間が各教科45分間から50分間へ5分延長

 

道教委が発表した文書『道立高等学校入学者選抜における改善の基本方針』には、次のように書かれています。

「基礎的・基本的な知識及び技能とともに、思考力、判断力、表現力等についてもバランスよく出題する」

すなわち、難易度の高い『学校裁量問題』が無くなることにより、現在の『標準問題』のレベルの問題に統一される、ということは無さそうです。むしろ『標準問題』が無くなって、現在の『裁量問題』の方へ近づいていくのだ、と予想されます。

実はこの10年のあいだに少しずつですが、北海道の公立高校の入試問題の難易度は上がってきています。国語読解での解答の文字数の増加、数学での出題文の長文化、英語での出題文の単語数の大幅な増加、理科や社会での複数資料の同時読み取り、記述問題の増加、完全解答(2つ以上の問が1組となって全て正しい解答であれば配点される)の問題の増加などが例として挙げられます。

かつてのように、教科書丸暗記型、一問一答型の勉強法だけでは通用しない入試に、だんだんとなってきているのです。来年度以降は、この方向性がなお一層強化され、記述問題、資料の読み取り問題、複数単元の融合問題が更に増えていくことでしょう。教科書の本質を身につけた上で、さらに『考える力』を発揮できるようになることが求められています。

 『考える力』を伸ばす学習塾パシフィック・セミナーでは、ただいま『中学準備講座』を新中学1年生向けに開講中です。各種学習応援特典付きでご好評をいただいております。ホームページよりお気軽にお問い合わせください。


 澄川教室・鈴木

あなたの時間は限られている。

  Y our time is limited, so don’t waste it living someone else’s life. あなたの時間は限られている。 だから他人の人生を生きたりして 無駄に過ごしてはいけない。   スティーブジョブズ 「スティーブ...