I
attribute my success to this – I never gave or took any excuse.
Florence Nightingale
言い訳なんかするもんじゃないわ。
ナイチンゲール
小さな目標を立てて、その目標にこだわり続けることが大事です。
例えば、塾や学校の小テストで満点を取る。なんて目標はどうでしょう?
たかが小テストでも、真剣に取り組み、毎回満点を取り続けるのは結構大変なはずです。
「確認テストで絶対に満点を取る!」と思えば、授業の取り組み方も今より真剣になるはずですし、授業の後、確認テストの前に、真剣に見直しをするようにもなるはずです。
そうした一つ一つの積み重ねが、記憶の定着にもつながるし、計算間違いや写し間違いのような軽微なミスをなくすことに役立つのです。よく「ただの計算ミスだから…」という発言を耳にすることがありますが、「ミス」なら、せいぜい3%以下です。それ以上間違えるようであれば、それはミスではなく、ただの練習不足です。
結果を残している生徒は、間違いなく、確認テストや宿題などへの取り組み方が真剣です。同等の能力であっても、満点にこだわり満点をを継続する子と、8割で満足する子の間には数ヶ月で大きな差ができてしまいます。
学力は、授業の後、テストの準備をしている時に伸びるのです。
授業を受けるだけでは、なかなか学力は伸びません。単に新たな知識を得てその確認をしているだけですから。
INPUT OUTPUT
その知識が「いつでも取り出せる状態」のことを、「学力が伸びた」と表現するのです。確認テストの準備は「今の授業内容を取り出せるようにすること」です。
ですから、授業の後には、テスト準備と正しくテストの準備ができたことを確認するためのテストが必要なのです。
くじら塾では、インプット(授業)とアウトプット(テスト、演習)の割合を1:2に設定しています。大脳生理学的に、この割合が一番知識の定着に良いとされているからです。授業で4ページ程度の知識をインプットしたら、確認テスト、チェックテスト、宿題のページ、学トレなどで、2~3倍のアウトプット(知識を取り出す練習)を要求するのはそのためです。
渋沢栄一さんの言葉にも「大なる立志と小さい立志と矛盾するようなことがあってはならぬ。」という言葉があります。
まずは、たかが「小テスト」で満点を取り続けたり、宿題をやり続けたり、当たり前のことを当たり前にこなすことから始めてみると、思っているよりもずっと大きな成長があるかもしれません。
パシフィック・セミナー 代表 北山義晃
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