当塾は、漢字検定の準会場となっておりますので、
明日は、子どもたちが、わんさとやってきて、漢字検定に取り組みます。
明日が楽しみです!
ところで、
「漢字の勉強をして、漢字検定を受けるといいですよ。」
「初めて受けるときには、一つか二つ下の学年の漢字検定の級を選ぶといいです。」
「自分の学年より、1つか2つ上の学年の漢字まで読めるようになったら、
勉強に自信が持てますよ。」
当塾では、このようにおすすめすることが多くあります。
漢字の読みについては、インターネットの時代ですから、
子どもが日常的に目にする言葉の数が増えていて、
書けなくても、読めることや、意味が想像できることが大切になってきています。
ですから、漢字の勉強をするときには、漢字の書き取りと同時に、意味も教えていって、
知らない言葉が出てきても、意味が想像できるようにしてあげると、
子どもは漢字の勉強が楽しくなっていきます。
書き取りについては、学年相当の漢字が書けることが重要な勉強ではありますが、
一つひとつの漢字の“形”を覚えるというよりは、
熟語で練習して、漢字の組み合わせを覚え、練習していくことが、とても大切になります。
たとえば、
漢字の形を覚えている子は多いのですが、
“ゆうせん”席の“ゆう”って、どう書くの?
と聞いたときには、“ユウ”と読む漢字が頭の中に10個以上思い浮かぶはずです。
子どもは、間違えると、残念がって練習をしますが、
“優先”とセットで練習しないで、“優”ばかり練習してしまう子がいます。
もともと、“優“を書けるのであれば、練習する必要はなく、
“優先”と練習することで、
“有先”でも“優専”でもなく、“優先”という組み合わせなのだと、
覚える必要があるからです。
ちょっと考えれば当たり前のことができないのが、
小学生です。
それを、いちいち、言葉にして教えてあげなければならないのが
面倒と言えば面倒なのですが、
子育てで楽しい瞬間だな、とも思います。
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