北海道教育委員会(道教委)は、10月29日に、2022(令和4)年度以降の公立高校入試において、一般入試の学力検査で用いられる解答用紙の見本を発表しました。
今回発表された解答用紙の見本は、この春に行われた2021(令和3)年度の公立高校一般入試の入試問題をもとに作成されたたものになります。北海道教育委員会のウェブサイトにおいてPDF形式で公表されており、国語・数学・社会・理科・英語の全5教科分を閲覧することができます。なお、これまでの解答用紙の大きさはB4版でしたが、A3版へと変更されます。
(英語の解答用紙の見本)
2022(令和4)年度入試から、公立高校入試の一般入試は大きな変更が予定されています。学力検査においては、学校裁量問題・標準問題の区分を廃止し、全生徒に同一の問題が課されます。全教科で基礎的・基本的な知識および技能、に加えて思考力・判断力・表現力等をバランス良く出題する新しいタイプの問題への移行が予定されています。得点についても、これまでの1教科60点満点、5教科合計300点満点から、1教科100点満点、合計500点満点への変更が行なわれ、解答時間が、各教科45分間から50分間へと5分延長されます。聴き取りテストの配点は、全体の25%だったものが、全体の30~35%程度に増加されます。
澄川教室・鈴木
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