2021年10月18日月曜日

ワークの解答解説の正しい使い方

 


勉強をしている生徒を見ていて、よく思うことがあります。

それは「正しい解説の見方をできていないな」ということです。

例えば、分からない問題があったとして、解答解説を見たとします。その時「なるほど!」とか「こう解くのか!」と納得してとしても、その後に自分で解いていないことがあるのです。

できなかった問題は、必ず自力で解けるようにならなければいけません。全く同じ問題以外にも類題も解けるようにして初めて、その問題ができるようになったというものです。

野球のルールブックだけを暗記して、実際の野球ができないのと同じように、解答を見て納得しただけでは、テストで解けるようにはなりません。


もっとレベルの高い解説の見方も紹介します。

それは「自分はこう考えたけど、間違ってしまった。どこが失敗だったのだろう」と考えてから解説を読むということです。

そうすることで、自分の欠点も把握できますし、ピンポイントで気を付けるべきところが分かるので、自分で解きなおすときに正答率が上がります。

解答を見る時に、少し工夫をするだけで効率が上がるので、定期テスト前の皆さんは、ぜひ意識してみてください。


福住教室:白土



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