先週の記事の続きです。主に新中3生向けの記事です。今週は定時制高校・通信制高校についてお話ししたいと思います。
夜間やその他の特別な時間などに学習する課程です。⼀般に、月曜日から金曜日の夜間に4単位時間ずつ勉強して、修業年限は4年とするのが基本です。単位制の定時制高校に通い、年間当たりの習得単位を増やすことや、高校卒業資格認定(高認)試験合格科目の単位認定により、必修科目を含めて74単位以上習得できれば、修業年限3年で卒業できる場合もあります。また、夜間定時制だけではなく、昼間定時制の学校もあります。
札幌市北区の道立有朋⾼校には、単位制による定時制の課程が設置されており、午前、午後、夜間の都合の良い時間に授業を選択して学ぶことができます。修業年限は3年以上です。
札幌市中央区の市⽴⼤通⾼校は、午前部、午後部、夜間部の3部制ですが、所属する部以外の授業も選択して学ぶことができます。修業年限は3年以上です。
【通信制課程】
自宅での学習と、スクーリング実施校またはスクーリング協力校へのスクーリングを学習の中心とする課程です。
札幌市北区の道立有朋⾼校には、通信制の課程が設置されています。⾃宅で教科書を用いながら、⾃学⾃習して作成したレポートを郵送等で提出するとともに、⽉平均2〜3回のスクーリング(登校しての面接による指導)に参加します。スクーリングは、実施校である有朋⾼校では⽇曜⽇と⽕曜⽇に、道内32校の協⼒校では
主に⽇曜⽇に実施されます。年2回の所定の試験を受け、74単位以上習得できれば、卒業となります。修業年限は3年以上です。
かつては働きながら高校へ通う人々が定時制課程・通信制課程の中心でしたが、近年は、多様な教育の機会を提供することも大きな役割の1つとなっています。
澄川教室・鈴木
0 件のコメント:
コメントを投稿