2021年2月26日金曜日

「勉強の合間にゲーム」をするか、「ゲームの合間に勉強」するか

  

「うちの子、ゲーム(スマホ)ばかりやって、、、、」

というのは、どこの家庭にもあることです。

先週も書いたとおり、

「勉強の合間にゲーム」をするのは、まだ、いいのです。

 


でも、「ゲームの合間に勉強」になってしまっているようだと、

これは大問題です。

 

そのような状態で、勉強をしていても、その勉強って、

気持ちが勉強に向かっている勉強ですか?

 

気持ちがゲームに向かっているけど、

ポーズだけは勉強を1時間とかやらないと周りが怒るからやっている、

という子どもはいませんか?

 ノートを開いていても、

ノートの中身に意識が集中していないようなら、

勉強はしていても、

「勉強しなさい!」という言葉は全く無意味です。

 

この状態になっている子どもは、

根本治療が必要ですから、

家庭で、「なぜ勉強をするのか」をじっくり話す必要があります。

なぜ、ゲームに”逃げて”いるのかも、聞き出す必要があります。


それで解決することもありますが、

改善しないことも多いので、

塾の先生や学校の先生などと、子どもがじっくり話すことも必要になるかと思います。

また、

依存症になっている可能性があるので、

クリニックにかかることも検討するべきです。

 

将来、ゲーム作家になりたい、ゲーム会社に勤めたい、プログラマーになりたい等の

具体的な夢を持っていて、そのためにやっているのであればいいのですが、

そうでなく、ただやめられないだけなら、

ちょっと声掛けしたくらいでは、まったく治りませんし、

親も子も、ストレスがたまるだけになってしまいます。

 

小手先で子どもを叱ろうとせず、

じっくりと子どもと向き合うようにしてください。

 

白石教室:北山あさえ

 

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