こんにちは、福住教室の白土です。
数年前、テレビ朝日の『アメトーーク』で「勉強大好き芸人」が放送されていました。色々な勉強のコツが紹介されていて、とても興味深かったです。中でも面白かったものが二つ。「勉強する場所」と「授業の聴き方」です。
「勉強をする場所」についてオリエンタルラジオの中田敦彦さんがこう言います。「あなたは一日分の食事を夜に一度に食べますか?3回に分けますよね?勉強も一気に片付けるのではなく、色々な場所で小分けにしてやりましょう」。とても分かりやすい例えだと思います。勉強したことを定着させるのに必要なことは時間ではなく、反復回数なので、朝昼晩と回数を重ねた方が効率よく覚えることができます。
また、「授業の聴き方」について番組では「勉強大好き芸人」と「そうじゃない芸人」の授業の聴き方を比べる実験をしていました。「勉強大好き芸人」は、先生の板書を素早く簡潔に写し、「聴くこと」「理解すること」に徹していました。一方で「そうじゃない芸人」は、先生が書いた黒板の内容を、チョークの色まで揃えて完璧にノートに写しました。
結果、授業終了後に受けたテストでは「そうじゃない芸人」はなんと0点を取ってしまいます。番組の演出上の都合もあるかもしれませんが、真面目に勉強しているのになかなか点数が上がらない人の特徴が良く出ている実験だと思いました。ノートを取ることに必死になって、最も大切な「理解」をしていなかったんですね。真面目に頑張っているのになかなか点数に結びつかない人はノートを綺麗に取っていることで、理解できたと勘違いしているかもしれません。
特にテスト直前の時期にノート作りを一生懸命にやっていたり、暗記カードを作成している人は一度自分の勉強を見つめ直してみてください。ノート作りは「直前の時期に素早く見直すことを容易にするための方法」です。もっといえば、普段学校の授業を受けた時に作っているノートがあると思います。そのノートを何度も見返して、記憶に定着させた方が効率的です。
学年末テストが終われば新学年のこの時期、「理解して小分けに復習」で、楽しんで勉強していきましょう。
福住教室:白土
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