2021年3月11日木曜日

感情を表す言葉を、家庭でどれくらい使っていますか。

 

悲しい、寂しい、困った、うれしい、楽しみ、わくわくする、、、

このような、感情を表す言葉を、ご家庭でどれくらい使っていますか?



先日、体験授業にお越しになったご家庭のご相談です。

比較的勉強が好きなお子さんでしたが、

お家でお母さんにこぼすお話しでは、

「国語の、この人の気持ちって聞かれたって、わからない!」

ということです。

感情の読み取りができないという悩みは、よくあります。物語は、いろいろな解釈ができますから、自由に感じ取っていいじゃないか、という気持ちです。

小学生のうちに、いろいろな感情を想像することは、
芽生え始めた感性を膨らませるために必要な時間です。
ですから、小学校の国語では、登場人物の感情を、
さまざまな角度から考えてみまる体験を、行うのです。
その流れで、クラス全員が違う気持ちを感じ取ってもいい、
ということになります。

ところが、です。
テストになると、突然自由ではなくなるのです。
登場人物の気持ちを、決められた解答に合ったように答えるという答え方に変わります。


これに、子どもたちは戸惑うのです。

 

自由に想像していい場面と、相手の求めている答えを答える場面とを、
無意識でこなしている子どももたくさんいます。

でも、できない子は、なかなかに居心地の悪い思いをします。

「できるように努力しなさい」と言っても、
何を努力していいかわからないかわいそうな状態になります。

「ここに、感情を表す言葉があるでしょう!」と言っても、
どの言葉が感情を表す言葉なのか、区別できず、とまどいます。

「書いてあることを探して書けばいいんだよ」と教えても、
どこからどこまでを書きぬけばいいのかもよくわからなくて
余計なことをたくさん書いて、面倒な作業となります。

 

ですから、もし、うちの子が、感情の読み取りができていないな、と気づいたら、
子どもにいろいろなことを言って聞かせる前に、
おうちでの会話で、意識してほしいことがあります。

「それは悲しかったね」
「わー、うれしい!」
「ドキドキするね」
「怖いからやだね」
・・・


どうでしょうか。
このような気持ちを表す言葉を、お家で意外と使っていないのではないでしょうか。

親子の間で、気持ちを表す言葉を使っていないとうことは、
ありがちです。

 ぜひ、意識して使ってみてください。

 

白石教室:北山あさえ


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