とはいえ、もうすぐに新年度が始まります。そこで先日、新学期に向けた講師ミーティングを開催しました!パシフィック・セミナーの講師陣約20名が集まり、指導の技量をあげるべく真剣に研修を行いました。そこで私は「激変する学校教育」と題し、今年の共通テストや来年度の中学生教科書改訂などについて話をしました。
来年の教科書改訂では、従来の履修順の変更や高校学習内容の移行があります。特に英語においては、新中1では小学校で英語を習ってきたことを前提にした学習順に変更されています。また、「現在完了進行形」「原形不定詞」「仮定法」という、高校生でさえ質問が大量に発生する高校履修分野が中学教科書に下りてくることになります。ただでさえ教科書が難しくなって大変なのに、来年からはこの指導要綱を前提にした高校入試が行われることを想像するとなかなか恐ろしいです。数学では「箱ひげ図」が中学履修内容に組み込まれます。この分野は先生によっては今まで一度も習ったことが無い分野なので(少なくとも私の学生時代には教科書に載っていなかった!)自分で学習しなければいけなくなります。
現場も生徒も混乱するであるだろう来年度に向けて講師ミーティングを行い、今一度、生徒さんの置かれている状況を確認・共有し、全力でサポートすることを確認しました。この激変する教育環境に対応するために、我々自身がしっかりと最新の情報を常に学んでいきたいと思っています。
白石教室 石川
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