「子どもは、日々、成長していますよ」
「はい、わかっています。
(だから、何が言いたいんですか、先生?)」
「お子さんが、勉強に向き合う姿勢が、変わってきているのは分かりますか?」
「え、そうなんですか?」
このような会話が、実際に行われたかどうかは別として
子どもの成長を一番望んでいるのが親なのに、
子どもの成長に一番最後に気づくのは、実は親なのです。
大人の行動パターンの変化や、意識の変化は、年齢が上がれば上がるほど、
変化が少ないし、変化のスパンが大きくなります。
子どもは、心の成長と体の成長と脳の成長の3方面から伸びていくので、
親が気が付いたときには、親が思っているのとは別人のように、
一人の大人としてふるまっていたりします。
時々保護者様と話をしていて、こんなふうに思うことがあります。
「あれ、このお母さん、子どもはもう中3なのに、
まるで、小学校低学年の子どもを見守るような気持ちで
自分の子どものことを見ているのではないかな?」
親とは、そういうものなのです。
ですから、パシフィック・セミナーの先生方は、
保護者様とお話をするときに、保護者様がまだ気づいていない、
子どもさんの良い点とか変化した点、成長点などをお伝えすることを心がけています。
そのために、先生方は、
誰よりも先に、ひとり一人の子どもの成長に気づけるように、
日々、教室に来てくれる子どもたちと接することを心がけています。
先生が気が付いて、親が気が付いてくれると、
子どものやる気につながるからです。
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