今日はとある実験を紹介します。“被験者たちは2つのグループに分けられ、画像にあるものが与えられます。(ろうそく、画鋲、マッチ)
そして「テーブルにロウが垂れないようにろうそくを壁に取り付けてください」と指示が出されます(皆さんも考えてみてください)。
被験者たちは個人個人で作業を始めるのですが、1つのグループには「上位25%と1位には賞金がでます」と伝えておきます。もう1つのグループには何も伝えません。さて、どちらのグループの方が素早く課題を解決したでしょうか。
答えは賞金の存在を伝えなかった方なのです。
この実験から「報酬があるからと言って作業効率が上がるとは限らない」ということがわかります。これがもし単純作業であれば、報酬を伝えた方が効率が上がるのですが、考えて答えを導き出す作業に関しては、報酬よりも「やる気」や「楽しさ」などが効率を高めてくれるのです。
そして「やる気」はやって初めて出てくるものです。「やる気がないからやらない」「やる気が出たらやろう」は全く意味がないので、5分でも、1文字でも始めて見ることが大切です。あまり勉強に対するハードルを上げずに、勉強をスタートさせることがコツです。
「○○点とれたらお小遣いアップ」や「100点とったらゲーム買ってあげる」というモチベーションの上げ方よりも、「100点とれるまで努力したことをしっかりと承認してあげる」こと方が継続的なモチベーションに繋がります。
問題も答えは次週発表します!
福住教室:白土
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