これまでの道立高校入試との変更点として、
① 『裁量問題』『標準問題』の一本化
② 得点を各教科100点満点の500点満点とする。
③ 試験時間を各教科50分とする。
ここまでは既に発表されていました。このブログにおいても紹介しています。
今回新たに追加で発表された点について見ていきたいと思います。
④ 『英語』の聞き取りテスト(リスニング試験)の配点と方式が変わる。
今年度までの試験では、『英語』の聞き取りテストの配点は、60点満点中15点で全体の25%を占めていました。来年度からは100点満点中30~35点となり、聞き取りテストの割合は全体の3分の1に引き上げられることになります。
また、今年度までの試験では、聞き取りテストの問1、問2、問3すべてで問題を2回読み上げていましたが、来年度からは一部で1回のみの読み上げとなります。
文部科学省は英語について「読む」「聞く」「書く」などの技能を重視する方針を示しており、北海道でも、この3技能をバランス良く出題に反映すると同時に、難易度を引き上げる、ということのようです。
⑤ 解答用紙が大きくなる。
現在B4版の解答用紙が、A3版になります。単に解答用紙が大きくなるというだけではなく、記述式の解答の占める割合が更に増加することが予想されます。
また、各高校の裁量で実施できる『実技等』の項目が「実技・面接・作文」から「実技・面接」に変更されており、代わりに国語の試験でこれまでよりも文字数の多い「作文」が出題される可能性があります。
⑥ 定時制課程で自己推薦入試の導入
各高校の裁量で、定員の30%程度まで自己推薦入試が実施できるようになります。
以上、詳細は道教委ホームページで見たりダウンロードすることができます。高等学校入学者選抜情報のページ内、「令和4年度以降入学者選抜について」をご覧ください。
澄川教室・鈴木
0 件のコメント:
コメントを投稿