春期講習では1学期の予習を進めた生徒さんが多かったと思います。
今日はパシフィック・セミナーの基本的な学習の進め方についてお話ししたいと思います。
パシフィック・セミナーの進度は「学校の一歩先をいく」を目標にしています。
「塾で学習→宿題で復習→学校の授業が分かる」
このサイクルがキレイに回っていけば、学校の授業が復習となって、学習内容が定着します。また、塾であらかじめ内容を理解しているので、学校の授業中に先生に、答えるように指名されても、すんなりと答えることができ、関心・意欲・態度の評価も上げることができます。
関心・意欲・態度の評価が上がれば、定期テストでのちょっとした失敗もカバーできるかもしれません。定期テストの評価は入試にも直結しますので、大切なのは自明です。
予習の話をしたので、復習の話も少し。
復習というと「もうできるんだから、もう一度やらなくてもいいのでは?」という疑問を持つ生徒さんもいます。しかし、「できることをミスなく時間内にできるか確認する」ということは、入試の観点から見てとても大切です。
入試問題は「学校で習ったことを時間内にミスなく解くこと」が求められます。これは高校入試でもそうですし、今年から始まった共通テストでも顕著です。時間との戦いでもある入試、そして緊張している状態の入試で力を発揮するためには、「できることを時間内に確実にできる能力」が大切ですよね。それを普段から練習しておくと、本番でもできるという自信にもなりますし、「わかる」と「できる」を明確に認識することもできます。
そして、復習のいちばんに利点は「覚えるべきことが定着する」ということです。人間は何度も使う物やことを「大切なものだ」と認識します。「自分の名前」は何度も口にしますし、何度も呼ばれるので全員が覚えていると思います。これと同じように、テストのために覚えなきゃいけないものは、例えできる問題だとしても何度もやり直して、テスト本番まで記憶に残しておかなければならないですよね。
今日は
・塾では予習は、学校の授業を復習にするためにある
・できると思った問題でも、復習することが大切である
この2つを覚えてくれたら幸いです。
福住教室:白土
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