2021年4月12日月曜日

落ち込まない模試の活用法

 


こんにちは、新学期も始まって新生活には慣れてきましたか?
4月は模試や学力テストなどがある時期なので、活用法についてお話ししたいと思います。

まず、模試の結果を見て絶対にやってはいけないことは「一喜一憂すること」です。
例えば、思ったより点数や偏差値が悪かった時「あれだけやったのにダメだった…自分はもう志望校には行けないんだ…」などと考えてしまう人がいます。

しかし、これは間違った行動です。模試の合格判定はあくまでも、その模試を受けた人の現在の実力を示したものなので、1年後にどうなっているかはこれからの学習量によって大きく変わります。実際、合格判定がE判定だったとしても、志望校に合格した先輩はたくさんいます。

では、どのように考えればいいのでしょうか。それは「弱点診断テスト」としての利用です。思ったより点数が低かった時は、どの問題で間違えていたのかを確認して、その分野の復習をすることが模試活用の最大のメリットです。「できると思っていたけど実は覚えきれていなかった」「練習ではできていたのに、本番でミスったから、次はミスが出なくなるまで練習しよう」という風に考えていけば、少しずつ点数が上がっていくはずです。

模試は志望校合格のための手段であって、目的ではありません。それを取り違えて、「模試で点数が悪いから自分はダメなんだ」「勉強しても無駄なんだ」などと考えてしまうのは非常にもったいないと思います。マイルストーンとして「次の模試でB判定を取る」などという目標を立てるのは良いことだと思いますが、それを目的と取り違えないように注意してほしいと思います。

特に受験生は模試の結果に気分を左右されがちなので、本日のブログの内容を心の片隅に入れて、模試に臨んでもらえたらと思います。

福住教室:白土

0 件のコメント:

コメントを投稿

高校受験時の進路選択【公立高編⑦】

    先週の記事 の続きです。主に新中3生向けの記事です。 2 ヶ月に渡って連載してきたこのシリーズも、公立高編については今回が最終回です。今週は『多様なタイプ』の高校について紹介したいと思います。 【全日制普通科単位制・全日制専門学科単位制】   全日制普通科単位制 ...