3月17日の記事の続きです。新しい学習指導要領においては、英語教育だけではなく、以下のような分野にも重点が置かれます。
既に共通テストや高校入試では、教室を舞台とした討論や、生徒が作成したレポートなどが題材として取り扱われており、今後の出題増加も予想されます。
②プログラミング教育
小学校では、2020年度から「プログラミング教育」が必修化されました。コンピュータに意図した処理を行わせるための論理的な思考力(「プログラミング的思考」)を身につけることが求められています。
中学校では2021年度から技術科で、プログラミングに関する内容が充実されました。
高校では2022年度より「情報Ⅰ」が必修科目として新設され、プログラミングのほか、ネットワークやデータベースの基礎などについての学習が開始される予定です。
なお、全学年を通して、「複数の情報源を使用しての意思決定」「他者の著作権・知的財産権への配慮」「他者の文化的背景等の尊重」等の情報リテラシーを身につける教育が計画されています。
③理数教育の充実
理科において、観察・実験などの手法により科学的に探究する学習活動が強化されます。数学科ではデータを分析して課題を解決するための「統計」分野の教育の充実化が図られます。
①と同様に共通テストや高校入試では、理科・社会科を中心に2つ以上の資料(グラフ・表・写真等)を読み取って答えるタイプの問題が出題されており、こちらも出題増加が予想されます。
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