あれもこれもやりたいと子どもが言ったとき、
何かと理由をつけて、子どもを止めようとする親御さんが時々いらっしゃいます。
なにかひとつをまずきちんとできてから、
ということをおっしゃりたいのは、その通りだと思います。
うちの子は、器用ではないので、とか、いろいろと理由はあるのですが、
基本的には、子どもがやりたいと思ったことは、なんでも全部やらせてみるのが、
いいと思います。
遊びやスポーツに関して言えば、やりたいと言っても、やりたくないと言っても、
とりあえずは、なんでもやらせてみる。
旅行に関して言えば、子どもをたくさんの場所に連れて行った方が、
賢くなると、個人的には私は思っています。
人見知りだとか何とか言っても、子どもをたくさんの人に合わせる方が、
子どもは非認知能力が向上します。
習い事に関して言えば、これやってみたいというものは、とりあえずなんでも、やってみる。
やってみて、合うものと合わないものがあるとは思いますが、
やり始めてもいないのに、合うか合わないかは、わからないものです。
やり始めて、親御さんが、うちの子にはあわない、下手だ、などというケースもありますが、
そんなことは言わない方がいいです。
やりたい、と言った時に、機会を与えてもらえることが、
実は子どもの将来の夢の形成に大きく影響するのは、ご存じですか?
将来、子どもが、こういった時に、親御さんはどう答えますか?
「ぼく(わたし)、お医者さんになりたい」
「ぼく(わたし)、公務員になりたい」
「ぼく(わたし)、おいしいケーキを作って、ケーキ職人になりたい」
どうでしょうか?
否定したくなりますか?
yesと言ってあげたいですね、応援してあげたいですね。
でも、
今まで、「~したい」と言うたびに、何かと否定をしてきた親御さんの下で、
子どもは素直に、将来の夢を言えるでしょうか?
ですから、子どもに夢を持ってほしければ、
普段の会話の中でも、できるだけ、肯定の返事をするようにするといいのです。
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