いつも受験情報ばかりなので、たまには宇宙の情報でもお話ししたいと思います。
来週の水曜日2021年5月26日の満月は、『スーパームーン』となります。それに加えて『皆既月食』も起こるという、珍しい天体ショーが夜空で繰り広げられます。
地球にもっとも近い位置で起こる満月は、もっとも遠くで起こる満月(2021年は12月19日)に比べ、視直径(地球から見た目の直径)が約14パーセント大きく、約30パーセント明るく見えるとされます。この「(その年に最も)大きく見える月」を『スーパームーン』と呼びます。
この日は、月が地球の影に完全に隠される『皆既月食』も起こります。月は、18時45分から欠け始め、20時09分に皆既食となります。皆既となった月は、赤銅色(しゃくどういろ)と呼ばれる、赤黒い色に見えます。皆既食は約20分間続いて20時28分に終わり、その後は徐々に欠けた部分が小さくなっていき、21時53分に部分食が終わります。
札幌市では18時51分の月の出の時点で、わずかに欠けた状態の月が東南東の空に昇ります。ちょうど南東の空で皆既食となり、部分食が終わるころには月は南南東の空に移動します。
父親に与えられた磁気コンパスの針がつねに北を指す不思議さをきっかけとして、アインシュタインは5歳の時に宇宙の法則に興味を持ちました。ぜひ、お子さんも誘って、今回の天体ショーをご覧ください。宇宙への興味関心を抱く良いきっかけとなるかもしれません。
澄川教室・鈴木
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