勉強は、毎日決まった時間に30分とか1時間など決めて、
習慣としてやってほしい、というのが親の願いですよね。
でも、その願いに反して、毎日決まった時間にコツコツやってくれる子どもは少ないです。
すでに勉強が習慣化されている子どもさんのご家庭ではなく、
なかなか勉強を毎日コツコツできないというご家庭の参考になれば、と思い、書いてみます。
子どものやりたい、興味のある内容と、親や学校が勉強してほしいと用意した内容が合っていない場合は習慣化しにくいです。
また、コツコツやるのには、単純なルーチン作業になる計算や漢字などの問題集が適切です。
毎日やるには、ご家庭での生活習慣(例えば朝ごはんや夜ご飯やお風呂の時間)が
ほぼ毎日決まっているご家庭の方が、子どもにとっては、この時間にいつも勉強したらいい、という感覚が身につきやすいと言えます。
また、子どもの生活リズムや勉強の時間を工夫してみて、この時間ならうまくいく、と決めたとしても、1カ月くらいでやはり崩れてしまった、というようなこともよくあることです。
逆に、数カ月から半年くらいいろいろやってみたけど、今までできなかったり習慣化しなかったものが、ある時、何の苦労もなく習慣化するようになったりすることもあります。
勉強する時間がなかなか安定しないご家庭には、
1日30分などと決めるより、たとえば1週間で3時間とか5時間などと決めた方が
親子ともに楽ですよ、とアドバイスしています。
疲れたり眠かったりする日も、暇な日も、習い事の日も、気分の乗る日も、乗らない日もあるわけですから、今日は10分しかやらなかったけど、明日はまとめて1時間やるということもあってもいいと思います。
お母さんとしては、1週間で1回だけ確認してうまくいけばほめ、できなければ叱ればいいので、毎日いらいらするよりは、心穏やかに過ごすことができます(笑)
ぜひ、やってみてください。
白石教室:北山あさえ
そういえば、、、
ゲームを1日30分、と決めているご家庭も多いのですが、
なぜ、ゲームは毎日必ずやる習慣が身につくのでしょう、、、、、
本当に不思議です。
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