今日は私が受験生の時に体験した話を皆さんにシェアしたいと思います。
私は高校生の時、古文が苦手でテストでもいつも赤点スレスレでした。受験生になっても苦手なのは変わらず、「単語を覚える」こと以外は勉強していませんでした。それが、ある時を境に苦手意識がなくなったのです。
それは模試を受けたときのことです。いつもは「単語は覚えたはずなのに何が書かれているか分からない…全然解けない…」となっていましたが、「単語は覚えたはずなんだからできるはず」と考え方を切り替えることができました。実際に、自分が覚えている知識だけをフル活用して解ける問題を探してみると、6割方の問題は「単語」が分かっていれば解ける問題であると気づいたのです。
模試から帰った後は、過去問などを確認して、毎年「単語知識だけで解ける問題」が出題されていないかどうか確認してみました。すると、ほとんどの年度で6~7割の問題が「単語知識」の問題であることが分かりました。そこからは過去問で同じ傾向の問題を解く練習を続けて、本番でも狙った問題だけは得点することができました。
この経験からみなさんにお伝えしたいことは、
・できないことに注目するのではなく、できることを探す
・自分ができるようになった所は何度も練習して確固たるものにする
の2点です。
テストの結果を見るとどうしてもできなかった所に注目しがちですが、しっかりとできるところにも注目してください。できるところから派生して学習していけば、苦手克服のキッカケを掴めるかもしれません。また、「できるところだから練習しなくていい」ではなく「できるところの精度を上げよう」と復習に励んで下さい。絶対に力になります。
福住教室:白土
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