2021年6月13日日曜日

できるようになるための第一歩(2) 【 勉強法を身につける 】

中学3年生は、

遅い生徒でも、夏には受験生に変身する。

 

上位校を目指している生徒の目の色が

俄然、変わり始めるのも夏だし

 

「志望校はありません。」なんて言ってた生徒が、

志望校を見つけ、

 

「あとちょっと頑張れば、志望校に合格するかも!」とか、

「今のままではまずい!」とか、言い始めるのも夏だ。

 

自分の現状に目を向け、

真剣に考え始めた人から、

一気に勉強を始め、受験生になっていく。

 

そのタイミングで、

適切な方法と適切な課題を与えれば、

大体は、成績が上がる。

 

そのタイミングは、夏であることが多いので、

夏休みは入試の天王山と言われたりする。

 

ともかく、その天王山を制するためには、

 

夏休みまでに、

「勉強法を身につける」ことと、

 

夏休みに、

「適切な課題」に取り組むことが大事だ。

 

 

「勉強法を身につける」ことに関して、2つのポイントを書く。

 


 

 

1.実際にやってみる。

 

「こういう勉強をすれば、伸びるよ。」と言われたら、

実際にやってみる。

 

例えば、

「毎日音読すると英語が得意になるよ」と聞いたときに、

 

実際にやってみる人と、やらない人に分かれる。

 

そして、中学生や高校生の英語は、

音読をするのでできるようになる人と、

音読をしないのでそれなりの人に、

きれいに分かれる。

 

読む練習をすれば、読めるようになるし、

読む練習をしなければ、読めるようにならない。

 

書く練習をすれば、書けるようになるし、

書く練習をしないと、書けるようにならない。

 

考えてみれば、あたり前のことだ。

 

これぐらい当たり前でも、やる人とやらない人に分かれる。

 

「こういう勉強をすれば、

 伸びるよ。」

と言われた課題があったら、とりあえず、やってみよう。

やってみて、自分に合わないと思ったら、それからやめればいい。

 

適切な方法を実行している人は、成績が伸びる。

どんなに素晴らしい方法を知っても、

実行しない人は、そのままだ。

 

 

2.うまくいった勉強法は

  何度か繰り返し、

  さっさと定着する

 

勉強法を試してみて、

その勉強法を、一回できるようになる人は、たくさんいる。

 

大事なのは、できるようになったその後だ。

 

一回できるようになった勉強法は、

何度か繰り返し、

さっさと自分のものにしてしまうことだ。


 

(まとめ)

夏休みは入試の天王山。

夏休みまでに、勉強法を身につける。

夏休みに、適切な課題に取り組む。

「こういう勉強をすれば、伸びるよ。」という方法があったら、

実際にやってみる。

成果の出た方法は、何度か繰り返し、

さっさと自分のものにしてしまう。

 パシフィック・セミナー 代表 北山義晃



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