2021年6月21日月曜日

定期テストが難しくなりました

ほぼすべての学校で1学期末テストが終了しました。結論から言うと難化した学校が多かったです。

去年までは「①知識・理解」「②技能」「③思考・判断・表現」の3つの観点から出題されていました。それぞれ配点は3分の1ずつの出題です。

今年からは基礎問題である①と②がひとつになり、「知識・技能」「思考・判断・表現」の2つの観点からの出題になりました。配点は2分の1ずつです。

つまり、今まで全体の3分の2を占めていた「知識・技能」の配点が、半分まで減ってしまい、応用問題である「思考・判断・表現」の配点が増えたということです。


去年までは、基礎問題がしっかりできれば6~7割得点することが可能でしたが、今年からは5割しか得点できなくなってしまったというわけです。

さらに言えば、テストの点数を挽回することのできていた「関心・意欲・態度」も「主体的に学習に取り組む態度」に変更され、提出物などに重点が置かれなくなったので、相対的にテストに対する比重が増えました。実際に今年からノートなど提出物がなくなった学校もチラホラ見られます。

今後は今まで以上に、テストの点数を意識して学習量を増やさなければなりません。

この方針は公立高校入試にも採用されているので、入試問題は応用問題の配点が多くなる可能性が高いです。

今年からは学習量の確保、テストに向けての対策が重要になってきますので、一緒に頑張りましょう!


福住教室:白土

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