勉強の中で、どうしても、覚えていかなければならない用語や漢字や英単語などの知識があります。覚えるのが得意、という人もいますが、苦手だったり、覚えてもすぐに忘れてしまったりする子もいます。
なにかを覚える時には、人によって、いくつかのタイプがあります。
情報を目から入れるタイプの子は、
写真やイラストを見ながらイメージと一緒に言葉を覚えていく方が覚えやすいタイプです。
ノートの端っこに落書きをするような子は、このタイプの子が多いです。
情報を耳から入れるタイプの子は、
音読したり、その言葉をぶつぶつつぶやいたりしながら、覚えていきます。
音楽好きな子が多くて、替え歌で歴史の年号や面倒な用語を覚えていったりする子のはこのタイプの子が多いです。
この2つのタイプの子は、小学生であっても、比較的、机に座って勉強できるタイプの子です。
勉強のタイプでもう一つあります。
身体を使って覚えていくタイプの子もいます。
勉強中にうろうろしたり、時に覚えた言葉を言いながら踊りだしたり体をくねくねさせたりするタイプの子です。
このタイプの子は、落ち着きがないとか、なかなか集中できないとか、言われがちではありますが、本当は、集中できなくてうろうろする場合も、勉強して頭が回転し始めたからうろうろする場合もあります。
身体を使うのが好きな子は、例えば、外遊びして帰ってきた直後の方が集中して勉強しますし、台所でお母さんのお手伝いをしながら、今日学校で習ったことを話したり、勉強に関するクイズを出したりというような、会話の中で知識が定着していったりします。
お父さん、お母さん自身の勉強のタイプと同じであれば、子どものことをわかって上げやすいのでしょうが、違う場合には、イライラしがちなことでもあります。
ぜひ、子どものタイプをわかってあげて、より成果の上がる方法を一緒に模索してあげてください。
白石教室:北山あさえ
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