うちの子は、負けず嫌いで、、、と悩む保護者の方も多いと思います。
ちょっとしたことで自分の方が上でないとかんしゃくを起こすような子は、
機嫌を取るのに手がかかると言えば手がかかるのですが、
負けるのが嫌なので結局は努力家になっていきます。
これは、悪いことではありません。
うちの子は、なにかというと、友達が、、、みんなが、、、
と、言い訳にして付き合いを大切にするので、
どうも勉強に集中できないようだ、と悩む保護者の方も多いと思います。
個人の能力だけでは、どうにもならないような、大きな課題に取り組んでいくのが
これからの時代ですから、仲間と上手に付き合っていくコミュニケーションスキルは、
学力よりも重要な意味を持つ場面が多々あります。
では、
「負けず嫌い」と「仲間意識」はどちらを優先したらいいのだろう、
というような疑問が、保護者の方に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
つまり、親は自分の子を見て、
「負けず嫌いで何でも一生懸命やるけど、友達はあまり多くないみたい」
と思っているか、
「友だちは多くて毎日が楽しそうだけど、勉強の方をもう少しまじめにやってくれればもっといいのに」
と思っていることが多いようです。
バランスよく、何でもできてほしい。しかもある程度のレベルで。
というように、親は望むものですが、
“バランスよく”できる子は少ないもので、
多かれ少なかれ、どちらかに偏っています。
大人の世界でも、そうではありませんか?
ぜひ、うちの子はどっちなのかとよく見てあげて、
親が望む姿より、
うちの子が、うちの子らしく成長する姿を想像しながら、
子どもの良さを引き出してあげてください。
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