「これ勉強しても将来使わないですよね?」
よく勉強をしたくなくなった人が言う言葉です。
確かに直接使わないこともありますが、実感としては「意外と使う」というのが正しく思えます。例えば、計算や関数はお金のことを考える時によく使います。理科についての知識があれば、怪しい商品に騙されることもありません。地理の勉強をしていれば、その土地土地での名産品が分かって観光が楽しくなります。
ちょっと不真面目なところでいえば、映画やドラマ、アニメをみるときも役立ちます。映画やドラマなどを作る人は、文学作品や古い作品が好きで、制作に携わっている人が多いので、作品の隅々に文学作品のパロディを散りばめていたりします。国語で古い作品をしっかり味わっていれば、最新作も楽しめることができるのです。
鬼滅の刃も大正時代の勉強をしていればより楽しいですし、エヴァンゲリオンもキリスト教を知っていればより楽しめます。少し学校の勉強とはずれるかもしれませんが、「うっせぇわ」だって「ギザギザハートの子守唄」を知っているとそうでないとでは、味わい方が変わってきます。
このように勉強することは、実生活に使えるかどうかに加え、エンターテインメントをより楽しむためにだって役立つと思います。好きなエンタメを楽しむために勉強をして、それが受験にも出るんだったらやらない手はないですね。
福住教室:白土
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