夏期講習会が始まりました。
小学生でも、中学生、高校生顔負けの真剣さで、取り組んでいる子もいます。
その一方、初めての講習会だったり、勉強に苦手意識を持っていたり、
あるいは、精神的にまだまだ幼くて、
人に言われたことだけをやったり、言われたことをいやいややったりする子も、
中にはいます。
いろいろな子どもたちがいますが、熱心に勉強する子が、これだけ頑張った、というのは、
よくあるお話しなので、今日は割愛します。
学校で、勉強が遅れ気味の子は、勉強を嫌いになることが多くあります。
そんな子が、この夏、初めての塾の夏期講習に来ました。
初めの日は、トイレに行きたいとか、手が疲れたとか、首が痛いとか、
あっちの子がなんかしたとか、これよりこっちがいいとか、
そんなことをひんぱんに口に出して、なにかと問題から逃げようとしていました。
でも、2日目から、突然様子が変わりました。
「一生懸命頑張ったから、頭いっぱい使った。」
「もうへとへと」
最後に、帰るときには、
「おなかすいたー!」
です。
言い訳せずに、全力で自分のやるべきことと、
初めて向き合ったのかもしれません。
この子は、これから勉強がだんだん楽しくなっていってくれるよう、
しっかりとサポートしたいと思います。
この子のお母さんにもお願いしました。
「明日も、おなかをすかせて帰るかもしれませんので、よろしくお願いします!」