今日は2021年春の「たくさんのおめでとう!」を紹介したいと思います。
今日は2021年春の「たくさんのおめでとう!」を紹介したいと思います。
いよいよ4/29からはゴールデンウィークに突入します。4月からの新生活での疲れを癒したり、反省点の改善、自分磨き…と色々なことに挑戦できる一週間だと思います。今日は勉強の視点からゴールデンウィークの過ごし方について、考えたいと思います。
さて、まずは皆さんの4月の学習はうまくいったでしょうか。新しい学年になり、勉強内容も難しくなったり、先生が変わってなかなか思うようにいかないことも多かったかもしれません。そんな、なかなか上手くいかなった皆さんのために存在するのがゴールデンウィークです。
このタイミングでの長期休暇はぜひ「見直し」に時間を使ってみてください。新学年の学習内容、4月に受けた模試の解き直しなど、4月の反省を行なうことで、5月からの生活が劇的に過ごしやすくなります。
4月にできなかった所をゴールデンウィーク中に放置していれば、1週間の間にもっとできない状態に戻ってしまいます。逆にゴールデンウィークで復習がしっかりできていれば、6月のテストでも結果を残すことができます。皆さんには「できなくなった5月」ではなく、復習をして「できる5月」を迎えてほしいと思います。
とはいっても「遊びたい」「休みたい」という気持ちは捨てられませんよね?
ですので「これはやるぞ!」という目標を立てて、それを毎日実行していくことをお勧めします。例えば、「学校で習った計算問題は毎日5問解くぞ」とか「ゴールデンウィークの宿題は毎日1ページは進めるぞ」などです。多そうに見えることでも、日数で割ってみると、1日当たりの量は意外と少なかったりします。このようにハードルを下げるためにも、毎日行なってみてください。
パシフィック・セミナーでは、ゴールデンウィークの宿題の進捗を記入するシートを配布しています。進捗の記入自体が大変にならないように、簡単に記入できる仕組みになっていますので、毎日コツコツ記入して、ゴールデンウィーク明けの最初の授業の時に持ってきてください。
講師一同楽しみに待っております!
それでは良いゴールデンウィークを!
福住教室:白土
やる気を出すにはどうすればよいか?
そういうことですよね?
実は、心理学的には答えが出ています。
『やる気を出せば、やる気が出る。
やる気を出さないと、
さらにやる気は失せていく。』
やる気を出すと、やる気がどんどん出てくる。
やる気を出さないと、じわじわやる気がなくなっていく。
何だか分かったような分からないような話ですが、
ともかく、人間のやる気は「自家発電制」になっています。
例えば「どうしても気乗りしないなあ…」という時に、
いやいやでも勉強を始めると、いつの間にか調子が出てきて、
ついつい頑張ってしまった。
しかも、いつもより何だか楽しかったぞ。
なんて経験が誰にでもあるものです。
片付けや掃除なんかでもそうですよね。
始めてみると、どんどんやる気が出てくる。
やらずに、ただひたすらやる気になるのを待っていても、
やる気は、ひとりでには、決して湧いてこない。
逆に、思いっきりハードルを下げてでも
何かを始めて続けていると
だんだんやる気が出てくる。
それが、人間の心のしくみなのです。
なので、やる気が出ないと感じた時は、
簡単なことから手をつけてみましょう。
例えば、
机を片付ける。
何も考えずに音読してみる。
ただひたすら教科書を写してみる。
何かを始めてしばらくたてば、なぜかやる気が出てくるという
人間の性質を刺激してやるとうまくいくことが多いようです。
パシフィック・セミナー 代表 北山義晃
先日から、塾に通い始めてくれた小学生がいます。
新しく通い始めた生徒さんの授業の最初に、気を付けるのは、
「先生の指示通りに、ちゃんとやってくれるかどうか?」です。
ほとんどの生徒さんたちは、特別な意識もなく、自然とやりますが、
ちゃんとできない生徒さんも、しばしば見受けられます。
これは、非常に重要な、勉強に必要な基本動作です。
ですから、できない生徒さんがいたら、きちんと教えなければなりません。
教えるというより、それができるようになるまで、指示を出し続けることになります。
(ちなみに、若い先生が、小学生の学習指導をするときに見落とす観点ですから、
塾でも、このことは、先生方の研修で確認します。)
新しい生徒さんが塾に来たら、
挨拶をしたり、今日学校であったことを話したりして、
ちょっとリラックスして、教室に入ってもらいます。
でも、授業が始まったら、やはりけじめをつけて、勉強スタートです。
この生徒さんは、授業の時に、
「このプリントのここからここまでやってくれるかな?」と指示を出したら、
何文字か、何問かはやってくれるのですが、途中で、べらべらとしゃべりだしてしまい、
手が止まってしまいました。
そこで、にっこり笑って、もう一度、
「ここからここまでやってくれるかな?」とお願いします。
また、数問書いて、話しだしてしまいます。
そこで、
「ここまで、お話ししないでやってみようか。ここまで終わったら、お話ししようね」
と言ってみました。
それでやっと、やるべきところまで、終えることができました。
そうしたら、問題についての質問も出てくるし、できているところをほめてあげれば喜ぶし、
勉強についての会話をしながら、1日の授業を楽しく終えることができました。
このようにして、“指示を聞く”というのがどういうことなのか、
やらせて、結果良かったと感じさせて、それを何度か繰り返して、
勉強の基本動作が整っていきます。
“そうか、やる時には話してはいけないんだ!”とか、
“先生の指示通りにやるってこういうことなのか!”ということが、わかるわけです。
これが、塾で自然とできていないということは、
学校でも、先生から何度か注意を受けるはずですし、
指示が聞けていないで、困ることがあると思うのです。
例えば、学校の先生が「説明するから聞いてください」というときに
何か書いていたりおしゃべりしたりして、
「問題解いてください」というときに「先生教えてください」と言い出したりします。
このずれを、修正するだけで、勉強がぐっとわかるようになりそうじゃないですか?
ですから、ご家庭での親子の会話は、
「うちの子は宇宙人で言葉が通じない、、、」とあきらめたりしないで、
できるところから、きちんと会話を成立させたり、指示を聞かせたりするように、
少しだけ頑張ってみてほしいのです。
お子さんは、
「ちょっと、茶碗片付けるの手伝って」というようなお手伝いのお願いが
家族からあった時に、さりげなく無視していませんか?
「先に、宿題やっちゃいなさい」と親が言った時に、
口答えもしませんが、でも、聴いているようで聴いていなくて、スルーしていませんか?
家庭では、周りの家族が多少不愉快な気分になったとしても、
言ってもやらないから、と、あきらめたりしていませんか?
ぜひ、ご家庭での会話が、ちゃんと成立しているか、
少しだけ、確認してみてください。
ちなみに、この小学生のご家庭のお母さんにも、
お話しして、会話の練習中です。
白石教室:北山あさえ
4月8日の記事の続きです。新しい学習指導要領においては、英語教育だけではなく、以下のような分野にも重点が置かれます。
①主権者教育
2016年より選挙権年齢が18歳に引き下げられました。高校の公民科に必修科目として「公共」が新設されます。国民として主権者意識を持ち、社会の中で自立しながら、周囲と連携・協働して社会参画していく力を育むことを目的とする科目です。
2022年4月1日より改正民法が施行され、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。18歳で、一人で有効な契約ができるようになる反面、保護者の同意を得ずに締結した契約を取り消すことができる年齢が18歳未満までとなります。自立した消費者を育むために社会科や家庭科において、契約の重要性や消費者の権利と責任などについて学習します。
小学校では2018年度、中学校では2019年度では「特別の教科 道徳」が新設され、検定教科書による授業が始まっております。日常で起こる課題に「自分ならどうするか」と向き合い、異なる意見を持つ友人と議論する授業を通じて、子どもたちの道徳性を育みます。
私たちが暮らす日本や、自分が育つ郷土が育んできた日本の伝統や文化を学びます。家庭科で郷土料理を作ったり、音楽では琴や尺八等の伝統楽器の演奏を鑑賞します。
以上に加えて、「防災・安全教育」「起業に関する教育」「金融教育」「体験活動」「国土に関する教育」などのテーマが、新たに導入される予定となっております。変化の激しい時代に合わせて、子どもたちがこれから生きていくために必要な資質・能力を身につけるために、教育は大きく様変わりしそうです。
澄川教室・鈴木
さて、そんな生徒面談ですが、先日とある中3の生徒さんと面談中に事件が起きました。進学面談をしている際、自分の内申点では志望校の内申点にどんなに頑張っても届かないことが判明しました。今までの自分の努力が足りていなかったことを涙を流しながら悔いている姿を見せられ、私の心には火が付きました!
志望校の合格者・不合格者分布を見ながら、当日の点数によっては少数ながら合格できる可能性があることを伝えました。そのためには他の人の何倍もの努力が必要であることも伝えました。楽な道ではないことも伝えました。そのうえで、「合格するために何でもします!」と前向きな表情に!!具体的に翌日からやる学習内容を決めて面談終了。きっとこれから1年間頑張ってくれるでしょう!
生徒面談では、生徒のモチベーションを上げて翌日以降の勉強に対するエネルギーを与えることができるように生徒さんと話をしています。今日も授業と面談をがんばってきます!
白石教室 石川
一に準備、二に準備
野村克也
「できる」と思おうと、「できない」と思おうとどちらも正しい。
ヘンリー・フォード
人間は、自分の意思で行動しようとすることが苦手だ。
リスクを考えて縮こまったり、面倒くさいと後回しにしたり。
最近はいろいろと誘惑も多い。
「これをやるべきだけれども、どうもやる気がしない、、、」
そんな状態が非常に多い。
だから、なかなか行動をしようと腹をくくれないものだ。
しかし、結局どこかで行動をしなければ、
自分の人生をなし得ることは出来ない。
もじもじしていても、どこかのタイミングで行動する意思を固め、
いつかは動き出さなくてはならない。
だとすればベストタイミングが良いのではないか。
そのベストタイミングがいつ来てもいいように練習しておくことだ。
つまり、いつでも腹をくくって、行動をしてしまうことだ。
やらなきゃいけないことなんだなと思ったら、すぐさまやってしまおう。これが練習だ。
仏教に「爾今生涯(じこんしょうがい)」という言葉がある。人生を金太郎飴(千歳飴のような長いあめで、どこで切っても同じ模様が出てくる)のような形に例え、「人生どこを切ってもそこがスタートラインだ」という意味だ。
今ここがスタートだと考え、やらなきゃならないことをさっさとやってしまおう。結局やらなきゃならないことは、いずれはやることになるのだから、積極的にやってしまおう。そもそもその方が精神衛生上もいいものだ。
入試直前の人はもちろん、テスト直後で多少気が抜けている人にも、
必ずゴールはやって来る。そのときに備えよう。(くじら)
3月24日、大学入試センターが2024年度大学入学共通テスト(2025年1月実施)から、高校での新学習指導要領実施を踏まえ、現行の6教科30科目から、新教科の『情報』を加えた7教科21科目にスリム化する方針を発表しました。これは今年の夏に、文部科学省によって正式に決定される予定です。
来年4月から実施される高校の新学習指導要領では、新教科としてプログラミングを含む『情報I』が必修化されます。これが出題されることが明らかになり、情報系や工学系をはじめとした各大学が、入試において新科目『情報』を課すかどうかが注目されます。
『情報I』のほか、防災や地球環境問題等の地理的諸課題を学ぶ『地理総合』、世界と日本の近現代史を扱う『歴史総合』、社会に参画するための知識や態度を身に付ける『公共』も来年4月から必修となります。
2024年度からの共通テストでは、以下のような教科・科目の再編が行われる予定です。
【地理歴史・公民】
『地理総合、地理探究』『歴史総合、日本史探究』『歴史総合、世界史探究』『公共、倫理』『公共、政治・経済』『地理総合、歴史総合、公共』の6科目から最大2科目を選択する形式に代わります。
【数学】
『数学I、数学A』『数学I』『数学II、数学B、数学C』の3科目に再編されます。専門高校在学生・卒業生向けの『簿記・会計』と『情報関係基礎』は廃止されることになりました。
【理科】
現行の基礎4科目が1科目にまとめられ、『物理』『化学』『生物』『地学』『物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎』の5科目となります。
大学入試センターは、『情報』『地理総合』『歴史総合』『公共』の4科目のサンプル問題を公表しました。興味のある方はリンク先をご参照下さい。
3名の先生の最初の大仕事として、5月に開催する小学生向けイベント「理科実験教室」の準備を進めてもらっています。協力して、予備実験・物品準備や案内チラシ作成など精力的に進めています。今回の理科実験教室は5月15日(土)に実施予定です!(開催時間は各校舎で異なりますので、チラシをご確認ください!)
さて、3月の記事では実験教室を通じて少しでも理科に興味を持ってもらいたい!という話を書きました。今回は実験教室に参加するメリットをお話しします。
当塾の理科実験教室では、必ず最後に実験レポートを記入してもらいます。実験で使った道具から手順、実験結果、最後に実験の感想を書きます。「実験が楽しかった!」だけで終わるのではなく、実験の流れをきちんとまとめさせています。最初はうまくかけなかったり、何を書いてわからない生徒さんでも、1年間実験教室に参加することで、とても上手なレポートを書けるになります。このレポート作成は今の時代に必要とされている「書く力」を養成することを目的にしています。最近は読書感想文が宿題になる学校が減ってきており、文章を書く機会が確実に減ってきています。それにもかかわらず、高校入試や大学入試では記述問題や記述量が増えています。小学生のうちから、「楽しく」書く機会を増やし、今の入試に対応できるように生徒さんを育てています。
理科実験教室に興味がある方は、ぜひ公式HPよりぜひお問い合わせください!
白石教室 石川
Your
time is limited, so don’t waste it living someone else’s life.
あなたの時間は限られている。
だから他人の人生を生きたりして
無駄に過ごしてはいけない。 スティーブジョブズ
「スティーブジョブズは、自分の子どもにはiPadもiPhoneも触らせなかった」というのは有名な話です。ジョブズだけでなく、多くのIT系企業の経営者や幹部が、自分の家庭では、似たような制限を設けているのはなぜかというと、子どもは、特に中毒になりやすいということを熟知しているからでしょう。
子どもは精神的に自律できていないため、中毒にならないまでも、決して少なくない時間を浪費してしまいがちです。
もちろん、PCや携帯なしの生活は考えられない時代ですから、全く触れないという制限は難しいでしょう。上手に付き合っていくことが必要です。コツは、PCや携帯を、何の目的で使用しているかを明確に意識することです。
PCや携帯をいじる時間は2種類に分けられます。
ゲームやライン、YouTubeなどをだらだらやっている「浪費する時間」と調べ物をしたりプログラミングをしたりする「生産的な時間」。生産的な時間に制限を加えることは意味がないので、この2種類は分けて考え、扱い方も変えるべきです。
子どもは自分のしたいことをしていればそれで済みます。子どものうちはそれでいいかもしれません。しかし、大人になっていく過程で、したいことばかりでなく、すべきこともできるようになっていかなくてはなりません。
「時には、したいことを我慢してでも、すべきことを、すべきときにできる」ことは大人の条件です。
「すべきことに使う時間」「したいことに使う時間」。
今自分が使っている時間はどちらの時間なのか。
今この時間はどちらに使うべきか。
明確に意識することで、学習効率も含めた生活の質が向上するはずです。
パシフィック・セミナー 代表 北山義晃
あれもこれもやりたいと子どもが言ったとき、
何かと理由をつけて、子どもを止めようとする親御さんが時々いらっしゃいます。
なにかひとつをまずきちんとできてから、
ということをおっしゃりたいのは、その通りだと思います。
うちの子は、器用ではないので、とか、いろいろと理由はあるのですが、
基本的には、子どもがやりたいと思ったことは、なんでも全部やらせてみるのが、
いいと思います。
遊びやスポーツに関して言えば、やりたいと言っても、やりたくないと言っても、
とりあえずは、なんでもやらせてみる。
旅行に関して言えば、子どもをたくさんの場所に連れて行った方が、
賢くなると、個人的には私は思っています。
人見知りだとか何とか言っても、子どもをたくさんの人に合わせる方が、
子どもは非認知能力が向上します。
習い事に関して言えば、これやってみたいというものは、とりあえずなんでも、やってみる。
やってみて、合うものと合わないものがあるとは思いますが、
やり始めてもいないのに、合うか合わないかは、わからないものです。
やり始めて、親御さんが、うちの子にはあわない、下手だ、などというケースもありますが、
そんなことは言わない方がいいです。
やりたい、と言った時に、機会を与えてもらえることが、
実は子どもの将来の夢の形成に大きく影響するのは、ご存じですか?
将来、子どもが、こういった時に、親御さんはどう答えますか?
「ぼく(わたし)、お医者さんになりたい」
「ぼく(わたし)、公務員になりたい」
「ぼく(わたし)、おいしいケーキを作って、ケーキ職人になりたい」
どうでしょうか?
否定したくなりますか?
yesと言ってあげたいですね、応援してあげたいですね。
でも、
今まで、「~したい」と言うたびに、何かと否定をしてきた親御さんの下で、
子どもは素直に、将来の夢を言えるでしょうか?
ですから、子どもに夢を持ってほしければ、
普段の会話の中でも、できるだけ、肯定の返事をするようにするといいのです。
3月17日の記事の続きです。新しい学習指導要領においては、英語教育だけではなく、以下のような分野にも重点が置かれます。
既に共通テストや高校入試では、教室を舞台とした討論や、生徒が作成したレポートなどが題材として取り扱われており、今後の出題増加も予想されます。
②プログラミング教育
小学校では、2020年度から「プログラミング教育」が必修化されました。コンピュータに意図した処理を行わせるための論理的な思考力(「プログラミング的思考」)を身につけることが求められています。
中学校では2021年度から技術科で、プログラミングに関する内容が充実されました。
高校では2022年度より「情報Ⅰ」が必修科目として新設され、プログラミングのほか、ネットワークやデータベースの基礎などについての学習が開始される予定です。
なお、全学年を通して、「複数の情報源を使用しての意思決定」「他者の著作権・知的財産権への配慮」「他者の文化的背景等の尊重」等の情報リテラシーを身につける教育が計画されています。
③理数教育の充実
理科において、観察・実験などの手法により科学的に探究する学習活動が強化されます。数学科ではデータを分析して課題を解決するための「統計」分野の教育の充実化が図られます。
①と同様に共通テストや高校入試では、理科・社会科を中心に2つ以上の資料(グラフ・表・写真等)を読み取って答えるタイプの問題が出題されており、こちらも出題増加が予想されます。
先日の鈴木先生のブログにもありましたが、今年から中学生の教科書が変わります。特に影響が大きいのは英語です。小学校で英語を習ってきた前提で学習が進むことになります。そして、小学校に英語が前倒しされた分、高校で習っていた内容の一部が中学生に移動してくることになります。そんな指導要綱改定の初年度です。また、コロナでいつ休校になってしまうかわからない状況でもあります。
なので、当塾では春期講習会では多くの生徒さんが新年度の学習を先取りして進めさせました。生徒さんによっては6月の定期テストの練習問題まで解いた生徒さんもいます!(なんとすでに9割近い点数を取っています!!)講習会に参加した生徒さんのほとんどが、1学期の学習内容を半分以上終わらせました。良い新学期のスタートが切れそうです。
情勢が不安定なこんな時だからこそ、子供たちが勉強で困らないよう日々指導しています。
白石教室 石川
春期講習では1学期の予習を進めた生徒さんが多かったと思います。
今日はパシフィック・セミナーの基本的な学習の進め方についてお話ししたいと思います。
パシフィック・セミナーの進度は「学校の一歩先をいく」を目標にしています。
「塾で学習→宿題で復習→学校の授業が分かる」
このサイクルがキレイに回っていけば、学校の授業が復習となって、学習内容が定着します。また、塾であらかじめ内容を理解しているので、学校の授業中に先生に、答えるように指名されても、すんなりと答えることができ、関心・意欲・態度の評価も上げることができます。
関心・意欲・態度の評価が上がれば、定期テストでのちょっとした失敗もカバーできるかもしれません。定期テストの評価は入試にも直結しますので、大切なのは自明です。
予習の話をしたので、復習の話も少し。
復習というと「もうできるんだから、もう一度やらなくてもいいのでは?」という疑問を持つ生徒さんもいます。しかし、「できることをミスなく時間内にできるか確認する」ということは、入試の観点から見てとても大切です。
入試問題は「学校で習ったことを時間内にミスなく解くこと」が求められます。これは高校入試でもそうですし、今年から始まった共通テストでも顕著です。時間との戦いでもある入試、そして緊張している状態の入試で力を発揮するためには、「できることを時間内に確実にできる能力」が大切ですよね。それを普段から練習しておくと、本番でもできるという自信にもなりますし、「わかる」と「できる」を明確に認識することもできます。
そして、復習のいちばんに利点は「覚えるべきことが定着する」ということです。人間は何度も使う物やことを「大切なものだ」と認識します。「自分の名前」は何度も口にしますし、何度も呼ばれるので全員が覚えていると思います。これと同じように、テストのために覚えなきゃいけないものは、例えできる問題だとしても何度もやり直して、テスト本番まで記憶に残しておかなければならないですよね。
今日は
・塾では予習は、学校の授業を復習にするためにある
・できると思った問題でも、復習することが大切である
この2つを覚えてくれたら幸いです。
福住教室:白土
先週の記事 の続きです。主に新中3生向けの記事です。 2 ヶ月に渡って連載してきたこのシリーズも、公立高編については今回が最終回です。今週は『多様なタイプ』の高校について紹介したいと思います。 【全日制普通科単位制・全日制専門学科単位制】 全日制普通科単位制 ...